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「ちょ、それ私が短大の時のアルバムじゃない！ちょっとやめてよそんなの！！」
舜太「これが一番おもろいと思ってんもん！ほら、見てこれ！Aちゃんのセクシー水着写真！」
「いやー！！」
舜太が私にだけ見えるように広げたページには、若気の至りというか、なんというか、魔が差して買ったビキニの超セクシーな写真が何枚も張り付けられていた。
大学のサークル仲間とこんな馬鹿やってたなーっと、ちょっと懐かしくもなったけど、これは所謂黒歴史とでもいえばいいのか。
調子に乗りまくってた時の写真など、恥ずかしくって見れたものじゃない。
舜太「うーむ。我が姉ながら結構興奮するもんですなー！」
「お前はおっさんか！もうやめてや！恥ずかしいやん！！！」
舜太からアルバムをひったくりたいけど、彼はひらひらと私の動きを避けて、そしてソファーに腰かけるジント君の隣にダイブした。
舜太「澄ました顔してるけど、ジントさんも見たいやろ？Aちゃんのお宝ショット！ほれ！」
ジント「ぶっ！！！」
アルバムを舜太に無理矢理見せつけられたジント君は飲んでいたお茶を盛大に噴き出して、顔を真っ赤に染めている様だった。
舜太「どう？興奮した？興奮した？！」
ジント「ちょ、ちょっと…トイレ行ってくる…」
そう言って、ジント君は何やら前かがみになって変な体制のままトイレへと小走りで行ってしまった。
舜太「あちゃー、ちょっと刺激が強すぎたかなー？でも良かったやん。ジントさん喜んでたやん」
「いい加減にしてやもう！怒るで？！返せ返せー！！」
舜太「もう怒ってるやん！それに返せってこれ俺が持ってきたやつやしー！」
あぁ、ストーカーの心配しなきゃいけないのに、こんな賑やかにしてていいのかしら…。
そして、私達の騒がしい一夜は更けていった。
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» コメントありがとうございます！最後までお付き合いいただけると、嬉しいです！ (2020年2月25日 21時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年2月25日 2時) (レス) id: f0de405ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月19日 15時
