歓迎会 ページ24
「じゃあ、俺は帰るから!
あとAちゃんの携帯電話、明日支給できるように準備しとくね」
「はい!お願いします!」
万理さんは寮をでて、帰っていった。
私のスマホはこっちの世界では通じないみたいで。
ずっと圏外。
いろいろ不便だから、と事務所のほうで用意してくれるらしい。
何から何までお世話になります……。
「いらっしゃい!Aさん!」
「やっときた。まっきー。もー腹へったー!」
「た、環くん!」
壮五と環がこちらにやってきた。
「おー!やっと来たか!飯もできたぞ!」
「oh!マイプリンセス!どうぞこちらへ」
三月とナギが呼んでいる。
三月はご飯を作ってくれていたようだ。
「あんま材料なかったから……大したもんできなかったけど、これ歓迎会な!」
机の上にあるのは美味しそうなオムライスと、ビーフシチューだ!
「す、すごい!!これ三月さんが?」
「おう!………あ、その他人行儀なのなしな?そんな歳も変わんないんだろ?」
確かに三月は21歳のはずだし、1つしかかわらない。
「いいの?じゃあ、お言葉に甘えて!」
するといつの間にか全員揃っていて、俺も!僕も!と皆が言ってきた。
「い、いいのかな?とくに大和さん………」
「なんでだよ。俺だってまだ22歳だ」
「まっきーは何歳?」
環がそう聞いてくるので、壮五があわあわしている。
「環くん……女性に対して年齢はきくものじゃないよ……」
「いいって。20歳だよ!
みんな別にフランクでいいからね!」
「では……Aさんとお呼びしますね」
おお、一織はさっきまで苗字呼びだったのに。
ちょっと嬉しい……。
「なにニヤニヤしてんだ?ほら、飲もうぜ!」
大和さんがビールを渡してくる。
「ありがとうございます!
急に押し掛けてしまったみたいなものなのに………こんなに良くしていただいて……」
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ころも - シリーズ化はしないのでしょうか?とてもおもしろくてどうしても続きが見たいと思ってしまいました!だいぶ前に投稿された話みたいですが、もしよろしければまた投稿してくださると嬉しいです‼️ (2022年5月8日 22時) (レス) id: 094bfeb69e (このIDを非表示/違反報告)
ベベンべエエェェ - ZOOlって出せますか?!?! (2022年3月5日 16時) (レス) @page49 id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - だまりん♪さん» だまりん♪さん初めまして!!最新話まで読んでいただけて大変光栄です!!ありがとうございますー(°▽°)これからも頑張りますのでよろしくお願いしますね! (2018年10月29日 21時) (レス) id: 4ad8dbbe47 (このIDを非表示/違反報告)
だまりん♪(プロフ) - 初めまして!アイナナに最近どはまりして、トリップもの探していたらあいすさんの作品にたどり着きました!とても読みやすくかったので、最新話まで読破してしまいました(笑)大変だと思いますが、更新を楽しみに待ってます♪ (2018年10月29日 20時) (レス) id: bc143844f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいす | 作成日時:2018年10月6日 22時