付き合ってみた。 −窪田正孝 ページ25
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『はあ…』
全然会えてないなあ、最近。
"マサさん"という連絡先のページを開いたまま約10分。自分から連絡したいけど、マサさんも私も有難いことに忙しいからなかなか時間合わず。
もう一度溜息を零したタイミングで、
持っていた携帯が震えたのでびっくりした
マサ外、出てこれる?
マサ少しだけデートしない?待ってるね
バッと起き上がり、カーテンを開けて下を見ると
今1番会いたい人がこちらに手を振っていた
私は急いで上にカーディガンを羽織り、そこに向かった
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『マサさん！どうして…』
「ごめんね、こんな時間に。
仕事終わってもう寝てるかなあって思ってたんだけど、会いたくなっちゃって。
カーテン越しに電気ついてて安心しちゃった」
眠かったよね、なんて謝りながら優しく頭を撫でてくれる彼に安堵感を覚える
ああ、この感じ。優しくて温かいマサさんの掌。
好きだって気持ちが溢れそう
「じゃ、そろそろ行こっか」
『どこに行くの、？』
「んー。内緒」
にひひと悪戯そうに笑い、ヘルメットを渡す彼
それを受け取り、久しぶりにマサさんのバイクの後ろの席に誇る
どこに行くんだろうか。
そんな疑問を持ちながら、私たちはマンションを出発した
.
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「着いたよ」
『へ、……あ、ここ、』
「覚えてる？」
走行中、がっちりとした彼の身体に手を回し
怖いという口実で身体を預けていた時間も終わり、
マサさんは内緒と形容していた目的地に着いた。
私たちは砂浜を歩き始めた
実はここ、マサさんに告白された場所だ
『懐かしいなあ』
「あっという間だったね」
付き合って4年が経つ
彼に対する気持ちは4年前から変わってない
……いや、むしろどんどん好きになってる気がする
「A、」
「これからも隣で同じ景色見ていたいね」
繋がれている左手の力が更に強く感じ
思わず彼を見ると、彼は前を向いたまま恥ずかしそうに笑った
それに返事するように、私はさらに強く握り返した
「A、俺たち結婚しよっか」
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マサさんが走るバイクの後ろの席は私の特等席
ぎゅっと後ろから抱きしめながら
バイクの音に掻き消されながら好きだと呟いた
マサさんには聞こえてないだろうと思ったら、
3回クラクションの音が鳴った
"お れ も"
左手の薬指についてる指輪が朝焼けに綺麗に照らされ、きらりと光った気がした
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結論、多分シャイ
付き合ってみた。 −山��賢人→←付き合ってみた。 −千葉雄大
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さきいか(プロフ) - 少女 A.さん» 私的には配役で思い当たるのはこの御二方なのですが、他にぴったりな俳優さんいらっしゃいますか？ (2019年10月17日 22時) (
レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - 難波先輩が真剣佑君で、中尾が千葉君は無理がある。 (2019年10月17日 6時) (レス) id: 2bf9d410f2 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - まなかさん» リクエストありがとうございます！2で書いていくので、もしよければそちらの方見ていただけたら嬉しいです！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - なるさん» リクエストありがとうございます！2で書いていきますので、もしよかったらそちら見ていただけたら嬉しいです！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - リクエストのことなんですが、三代目や、GENEなどのLDHアーティストとの絡みが見たいです！ (2019年9月29日 18時) (レス) id: 33bd8d5d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきいか | 作成日時：2018年8月28日 20時
