【メイちゃんの執事】甘くて甘くてとても苦い俺の秘密

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-Aサイド-




『いえ大丈夫です。お気遣いありがとうございます』




Sランクって何かと鋭い奴が多いんだよな…




理人に勘づかれる前に早くこの場を去らないと…




お礼を言った俺は足を動かしこの場を去ろうとしたが理人によって去ることは出来なかった




理「お待ちください…！」




えっ何？ばれたとかじゃないよな…？




『えっと…どうかされましたか…？』




ばれたとかだと切腹事だな…




理「手当てを兼ねてお茶していきませんか…？」




『手当て…ですか？俺何処も怪我してないはずなんですが…』




確かにさっきぶつかった時に足首を捻ったけどそんなのわかるはずなi




理「先程ぶつかった時に足首を捻ってしまいましたよね？」




『えっなんでそれを…』




観察力良すぎだろ…流石に恐怖覚えるよ？




理「お嬢様方の細やかな変化を見るのが当たり前になっていくうちに周りの方の変化も分かるようになったんです」




えっ怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いこわi((殴




『じゃあお言葉に甘えて…』




ここで遠慮すると後々めんどくさいしな…




理「はい、では案内させて頂きますね」




なんだろ…心なしか理人嬉しそうじゃね？

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