アーチャー クッキング! ページ40
ロビン
(そう、卵に合う飯が無けりゃあオムライスとは呼べない…。最高に美味いケチャップライスを作ってやるよ!)
すぱぱぱぱぱ!!
ダヴィンチ
『何あれ。あの調味料の配分、完全にセンスだけで入れてるよ。しかも普通は入れないようなものまで隠し味に突っ込んでるし。』
A
『す、すごい!調味料の瓶が飛んでる!!も、もこずきっちん!?』
ぴぴぴぴっ!
ダヴィンチ
『はい、やめっ!!二人とも出来上がったのをAちゃんの前に置いて!』
どんっ!
だんっ!
A
『い、いい匂い……。』ゴクッ
ダヴィンチ
『じゃあまずはこっちから!』
エミヤ
『よりによりをかけた、柔らかくとろける卵を味わってくれ。』
見た目からフワフワのオムライスにスプーンを差し込むと、ぷるんっと卵が跳ねる。
A
『んむ……、美味しい!柔らかい!!』
ダヴィンチ
『次はこれだ!』
ロビン
『少し濃いめでいて、まろやか…。クセになるケチャップライスを作ってみた。』
目の前に出されただけで、食欲がそそるこの香り…。
もう無理っ、いただきます!!
A
『あむ…、こっちも美味しい!たしかにクセになる!』
ど、どうしたものか…。
こんなの決められないよ……。
ダヴィンチ
『では!美味しいと思った方のサーヴァントの頬にあつーい口付けを頼むよ!!』ニヤ
ふぁ!?
ダヴィンチ
『いや、元ネタがそういう番組だったし…。あと撮れ高とか考えてさ…。』
完全に制作側の都合だったーー!!
A
『ええい、決めたっ!ごちそうさまでした!』
ちゅっ……
ロビン
『……お、俺ですか…。///』
エミヤ
『なっ…、今回は自信があったのだが。なにが駄目だったんだ、マスター。参考までに教えてくれないか。』
A
『ううん、エミヤのも同じくらい美味しかった。だけど…』
エミヤ
『………?』
A
『ほら、主人公補正でアルトリアとかイシュタルとかそこらへんの女性はべらせてる君には、もういらないかなーと思って。』ズバッ
エミヤ
『なっ、誤解だ……!』
A
『こちとらPC版知っとんのやぞ。なにが誤解さね。』ジー
エミヤ
『…や、やめてくれーー!!!』
ダヴィンチ
『……現場は大混乱のようだ!これは楽しい展開になってきたぞ!それではまた来週!』
ロビン
『なにがまた来週…ちょっ、マスター落ち着けってええ………!!』
☆続かないー!
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てでん - 今更かもしれませんが……どちゃくそ面白かったです (2020年11月15日 0時) (レス) id: 210a21a08c (このIDを非表示/違反報告)
ラブさん - 孔明リリィとイチャコラ(健全) (2020年4月4日 13時) (レス) id: 794297709b (このIDを非表示/違反報告)
味噌汁 - ちょっとピンクな展開からギャグになるのが堪らなくおもしろいですッ!!!!!! (2019年12月18日 16時) (レス) id: 6a1031d99d (このIDを非表示/違反報告)
クレハ(プロフ) - とても今さら感がありますが…金平糖は南蛮貿易の時に入ってきたお菓子ですよ〜… (2019年6月2日 11時) (レス) id: de682292c0 (このIDを非表示/違反報告)
第一村人 - お疲れ様です!一気読みしたのですがとても素敵なお話で魅入りました!欲を言ってしまえば続編期待してます! (2018年6月24日 1時) (レス) id: 2f2b87b930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九曜桜(クヨウザクラ) | 作成日時:2017年12月28日 13時