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18〈恫喝〉 ページ18






それは、翡翠宮に皇帝が訪れた時のこと____…





「…毒はございません。それでは、失礼いたします」



『(何故私も一緒にいるのだろう。毒見役は一人で十分だろうに)』



「待て。ウワサの薬師達に頼みたい事がある」



『(嫌な予感…)はっ』



「梨花妃の容体が悪い。しばらく見てくれないか」





”見てくれ”、それはつまり”治せ”と同義だ



帝の言葉は天上の言葉。



断ったりしたら首が飛びかねない。





『「御意」』



「ああそれと…そこの銀髪の女、…Aといったか。朕の妃になる気はないか?」



『……ぇ…』



「(…何いってんだこのオッサン)」



「はっはっ冗談だ、そんな顔をするな。そんな事をしたら壬氏が怒るからな」



『…そうでしたか』





それにしても、他の妃の前で言う話でもないだろうに…



帝はやはり、つくづく帝という生き物なのだな



…そして壬氏さまが怒るというのはなんだろう?意味が分からない









そして翌日。



水晶宮にお皿の割れる音が響いた。





「こんな下賤な食べ物を梨花様に食べさせる気?」



「もっと豪華な食事じゃなきゃ梨花様のお口に合わないわよね」



「こんな物、梨花様にお見せすることすらはばかりますわ!」



『(…できれば、水晶宮になんて来たくなかったなあ


しかし、帝の勅命できた人間にこの扱いとは…


梨花様の侍女にとっては玉葉様に仕えている私達のことがよっぽど気に入らないんだろうね)』



「…ん?」



「掃除が終わったらさっさと出て行って頂戴!」





片付けが終わるや否や、私達は部屋から放り出されてしまった。





「仕方ない、もう一度作り直すか」



『…そうだね』



















「猫猫とA、水晶宮にいるの?」





食堂にて小蘭がそう聞いてきた。





『うん、梨花様の容体を見に』



「そっかー。梨花様の具合、まだよくならないんだね」



「白粉の毒も、まだ身体に残っているんだろう」



「毒の白粉か…あれから使用禁止になったんだって


後宮に残っていたものは宦官が全部回収したらしいよ」



「そっか。よかった」



「だけど帝から頼み事をされるなんて、Aと猫猫って凄いよね。びっくりしちゃった」





…こんな小娘に頼むなんて、よほど後宮医官が頼りないらしい





「猫猫とA、この後厨房だよね?」



『うん』



「お料理頑張ってね」



『ありがとう!』




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マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。有難うございます!!あのゼンバヅルさんの方のボードにボード返事しましたので通知来てると思います、ボード返事待ってますね! (1月6日 21時) (レス) id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます!ボードで会話、ぜひやりましょう!!いつしましょうか、お返事お待ちしていますね。更新頑張ります^_^ (1月6日 21時) (レス) id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - センバヅルさん» ✉️。こんにちは、いつも作品見ています。もしよろしければボードで一緒に会話しませんか?お返事お待ちしています、更新の方も無理せずに頑張ってください☺️ (1月6日 21時) (レス) @page1 id: 41ef0d9a5c (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル(プロフ) - なななさん» 明けましておめでとうございます〜!今年も引き続きよろしくお願いします(*^^*)更新頑張りますね! (1月1日 1時) (レス) @page21 id: 9774232d7d (このIDを非表示/違反報告)
ななな - 新年おめでとうございます!いやあああ…2024年ですか〜これからも応援してます! (1月1日 0時) (レス) @page16 id: 7215328c99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:センバヅル | 作成日時:2023年12月27日 18時

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