あの頃は仲が良かった姉弟は今・・・

プロローグ：双子の思い出 ページ2

赤色・・黄色・・桃色・・水色・・

様々な色で溢れているそこは
どこまでも続く花畑・・

優しい雰囲気が漂うそこに
同じぐらい優しい雰囲気を漂わせる可愛いらしい男女の双子

男「お姉さまにこれを差し上げます」

男の子は手に持っていた花冠を女の子の頭にそっと乗せる

「わぁ〜可愛い！ありがとう蘭丸♪」

それを受け取った女の子は花のような、可愛いらしい笑顔を浮かべる

そんな二人と美しい花達は、一枚の絵画のようにお似合いだった





数年後・・・

あれから長い年月が経ち、双子は美男美女へと成長していった

やがて、

「秀吉様！さぼってないで仕事をして下さい！」

美女となった女の子は
人懐っこい猿の元に・・・

蘭「信長様！資料をお持ちしました！」

美男となった男の子は
黒いオーラが漂う魔王の元に・・・

それぞれが忠誠を誓った

「秀吉様！」

蘭「信長様！」

「「命を賭けて貴方を守ります」」

あんなに仲の良かった姉弟は・・・

敵同士となっていった・・・

第１話：豊臣VS織田→←設　定

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