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アサヒside
宿舎に着いて部屋にいたらジェヒョクが入ってきた。
何も言わずにただ俺のベッドに座った。
言葉を発さなくても言いたいことは分かる気がする。
アサヒ「ジェヒョガ…」
ジェヒョク「サヒも…？」
言葉で表せないようなこの感情は、そう。
嫉妬。
今までこんなに強くこの感情を抱いたことはなかった。
朝俺たちの車にジフニヒョンが乗っていたのを見て、最初は前みたいに戻ったんだな…って気にしてなかった。
でも、見ていると明らかに違う2人の空気感。
隙あらばジフニヒョンはAの所にいてAもそれを嬉しそうにしているのが分かる。
それも、今までよりずっと。
試しに隙をみて、俺も話しかけてみたけど、いつもと変わらなかった。
ジフニヒョンとA…
2人だけ何かが変わった。
それはもう明らかだった。
ジェヒョク「もしさ、ジフニヒョンと…」
アサヒ「やめろ。考えたくもない。それにあの時約束しただろ。」
ジェヒョク「そうだよね…でもさぁ、あの感じ…普通ならあり得ない…」
アサヒ「それ以上言うな。本人たちの口から聞かないと分かんないだろ？後、ヒョンソギヒョンが許すわけない。」
ジェヒョク「どうしたら、いい…？もうなんか…爆発しそう…。」
そう言ってジェヒョクは心臓を押さえている。
アサヒ「ごめん、俺も分からなくて困ってる。」
ジェヒョク「サヒぃ(涙)」
俺に抱きついてくるジェヒョク。
ごめん。俺もこんなの初めてで混乱してる。
自分がこんなになるなんて…
ガバッと俺の肩から顔を上げてジェヒョクは言った。
ジェヒョク「俺、できることはやってみようかな。今からでも遅くないかもしれないし。」
その勇気と行動力がうらやましい。
ジェヒョク「今日、夜Aここに連れてくる。いい？」
アサヒ「大丈夫？」
ジェヒョク「しんどいけどさ、Aの口から聞きたい。」
アサヒ「そっか、じゃあ俺も。」
ジェヒョク「頑張れ！俺！」
自分の部屋じゃなくて俺の部屋に連れてくるって言ったのは多分、Aから本当の事を聞いて自分がどうなってしまうのか分からないから。もしも自分を見失った時、止めてくれる人が必要だから。
俺自身もどうなるか分からなくて、今すごく怖い。
嫉妬ってこんなに怖いものだったのか…
心に爆弾を抱えてるみたいですごくしんどい。
ジェヒョク「じゃあラーメン食べてくる。」
アサヒ「ん。無理するなよ。」
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Water(プロフ) - ふぁなーさん» 読んでいただきありがとうございます！ジョンファンのお話書いてみますね！楽しみに待っていて下さい！😃 (2023年2月27日 22時) (
レス) id: 781c5ca72e (このIDを非表示/違反報告)
ふぁなー - いつも楽しく読まさせて頂いています！最近構ってもらえず自分からも絡みに行けなくてメンバーに嫉妬してるジョンファンのお話を読みたいです！これからも応援しています！ (2023年2月26日 3時) (レス) id: 2ba75cab33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Water | 作成日時：2023年1月28日 21時
