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story1 ページ1
私は坂本A。
幼い頃からおじさんとおばさんに育てられてきた。
おじさんは出版社の社長をしていて、広い家で何不自由ない生活をしてきた。
門限は9時、8時を過ぎると必ず迎えが来る。
許可のない外出は禁止。
側から見れば大事にされている箱入り娘かもしれない。
私はただの籠の中の鳥にすぎないんだ。
おじさんとおばさんが私を引き取った理由を知ったのは高校生の時だった。
いつもあまり家にいないおじさんがおばさんと私をレストランに連れて行った。
そこにいたのは有名なホテルの社長、上条大五郎(かみじょうだいごろう)とその息子で後継者の上条啓(かみじょうけい)だった。
「彼がAの婚約者だ」
そう言われた時、ピンときた。
ああ、私は会社のために引き取られたんだ。って。
外出に厳しかったのは、恋人を作らせないためだって。
今まで薄々気づいてた、
私は別に愛されてなかったんだって______。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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作者名:奈津 | 作成日時:2021年9月17日 21時