114 崩れたモノ ページ9
この日、全てが崩れた
この日は両親は非番で朝から家に居ました
行成、家の玄関が壊され、あの男が居た
両親は戦闘体型になり、琥珀、珊瑚はAを護るように左右に居ました
「そうですか……
なら、無理矢理でも連れていくまで、ですね」
貴方「こあく、さんじょ
おかしゃん、おとしゃんをまもって」
「邪魔しないでください」
貴方「きゃ!!」
Aは蹴られ、その衝撃で柱に頭をぶつけた
両親はAの所に行き、
Aに怪我をしていないか心配する母
妻と娘を背中に隠しながら警戒する父
おかしゃん、おとしゃん、ちんぱいちないで」
母「A、“袖白雪”出せる?」
貴方「う……ん」
母「いい子ね。袖白雪、Aを必ず護ってね」
袖白雪「コク」