134 暖かい ページ29
この日は、雷雨が酷い日
そんな中Aは薄着で素足のまま、外に追い出された
Aたちが自然と向かった先は澁澤の家だった
澁澤の家に着くと、玄関の前でタオルを持ってた、澁澤が居た
澁澤はAに駆け寄ると直ぐ様、タオルをAに巻き、家に入った
貴方「龍兄、ありがとう」
澁澤「嗚呼。ゆっくり暖まって来るといい」
珊瑚「A、行こう」
貴方「うん」
澁澤「暖まったか?」
貴方「うん!」
澁澤「そうか。此の儘、泊まるだろ?」
珊瑚「勿論!そのつもりで来た」
澁澤「A、一緒に寝るか?」
貴方「うん!ギューってしてくれる?」
澁澤「嗚呼、勿論だ」
琥珀「澁澤が居て、助かったよ」
珊瑚「兄だと頼りないからね〜」
澁澤「そうか。そろそろ寝室に移動するか?」
琥珀「そうだね〜。もう休みたい」
澁澤「A、来るといい。抱っこで連れてく」
貴方「ありがとう、龍兄!」
澁澤「嗚呼。眠かった寝ていいからな」
貴方「うん……龍兄、ギューってして」
澁澤「幾らでもしてやるさ」
澁澤「A、ベッドに降ろすぞ」
貴方「う、ん」
澁澤「珊瑚と琥珀は下でいいのか?」
珊瑚「うん。おやすみ」
琥珀「おやすみ」
貴方「おやすみ。龍兄、琥珀、珊瑚」
澁澤「嗚呼。A、痛くないか?」
貴方「大丈夫。龍兄、暖かい」
澁澤「そうか」