32 思いやり ページ33
メ「さてと…皆、ご飯よー」
晩御飯を配膳し終えたメイコさんは、エプロンを外しながら大声で呼びかける。
リ「やったー!お腹ぺこぺこ!」
ミ「んー!いい匂い!」
皆食卓に向かい始めたので、私もやっていたゲームを中断し、席に座った。
リ「リンの好きな唐揚げだ!いただきまーす!」
手を合わせた後、がつがつ食べ始めたリンちゃんに、レン君は「何でも好きって言うだろ…」と呟いた。
私は苦笑した。
貴「好き嫌いがないのは良いことじゃん」
レ「いや、でもさ…」
リ「何々?何のこと?」
レ「別に」
リ「えー!?教えてよ!」
騒ぐリンちゃんを無視し、レン君は黙々と食べ始める。
そんな二人の様子を見ていたミクは、ふふっと笑った。
ル「どうして笑っているの?」
ミ「なんかこの光景、久しぶりだなーって」
ル「確かに。あの日以来、皆こうして仲よく食べることは、あまりなかったものね」
ミ「うん…ミクは、歌を歌うことが勿論好きだけど、皆で仲良く一緒にいられるこの時間が一番好きだな。レン君が元気になって、本当に良かった」
私はミクとルカさんの会話を聴きながら、唐揚げを口の中に放り込む。
なんだかんだ、一番皆のことを思っているのはミクなのかもしれない。
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アイル(プロフ) - 美月さん» コメありがとうございます!そうなんですか!?私も大好きです!二人とも可愛いですよね(*´ω`*) (2017年9月9日 14時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 面白いです!私も鏡音姉弟好きなんですよー!!アイルさんも好きですか!? (2017年9月5日 22時) (レス) id: 7247948a26 (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - 鏡音さん» うわああああああ!!返信遅れてすみませんでしたああああ(土下座)大好きだなんて嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります!! (2017年8月19日 23時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
鏡音 - 更新頑張れ!抱き枕…欲しい。この小説大好きです(≧∀≦) (2017年7月31日 11時) (レス) id: 59adb82afa (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - アレンさん» ありがとうございます!レン君のぬいぐるみ…いいですね、欲しい←←最近、お金がなくて何も買えないんですよね(泣) (2017年7月11日 23時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイル | 作成日時:2016年7月10日 22時