25 崖 ページ26
だが、いつまでたっても衝撃が来ない。
私はゆっくり目を開けた。
すると、レン君が私の手首を掴んでいて、どうやら落下は免れたようだ。
でも、それも時間の問題。
レン君がどれくらい力があるのか、わからない。
今はただ、耐えているだけ。
貴「レン君…!」
レ「絶対に、タヒなせないっ!」
レン君は手首を握る力を込め、私を引っ張り始めた。
少しずつだけど、上がっていっている。
レ「あのさ、A」
貴「何?」
レ「今言うのは可笑しいかもしれないけれど…俺、歌ってもいいっ…のかな?」
私は大きく頷いた。
貴「勿論!」
その時レン君の足元が崩れ、二人同時に何十メートルもある崖の下へ落ちていった。
薄れゆく意識の中最後に見たのは、必死な顔で手を此方に伸ばすレン君だった。
アイルのオススメボカロ曲!
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アイル(プロフ) - 美月さん» コメありがとうございます!そうなんですか!?私も大好きです!二人とも可愛いですよね(*´ω`*) (2017年9月9日 14時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 面白いです!私も鏡音姉弟好きなんですよー!!アイルさんも好きですか!? (2017年9月5日 22時) (レス) id: 7247948a26 (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - 鏡音さん» うわああああああ!!返信遅れてすみませんでしたああああ(土下座)大好きだなんて嬉しいです!ありがとうございます、頑張ります!! (2017年8月19日 23時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
鏡音 - 更新頑張れ!抱き枕…欲しい。この小説大好きです(≧∀≦) (2017年7月31日 11時) (レス) id: 59adb82afa (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - アレンさん» ありがとうございます!レン君のぬいぐるみ…いいですね、欲しい←←最近、お金がなくて何も買えないんですよね(泣) (2017年7月11日 23時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイル | 作成日時:2016年7月10日 22時