歌【ボカロ 鏡音レン】

21　テト ページ22

テ「は〜い!って、なんだぁレン君かぁ」


元気よく出てきた、赤いドリルツインテの女の子…重音テトは、レン君の方を見てがっかりして、口を尖らせた。


レ「…俺で悪かったな」


そして、レン君の先程と同じ一言っと。

確かテトさんって、30歳を過ぎてるんだよね?

全然見えない…流石。


テ「ごめんね、今日はネルとハクとで、フランスパンを食べに行く約束をしてたから…その子は?新入り?」


テトさんは私に視線を移す。

私は背をピンッと伸ばした。


貴「あ、Aです」

テ「いい名前だね、新入りかな?」

レ「違う、Aは人間なんだ。何故かこの世界に来てしまったらしい」

テ「へぇ、そうなんだ!それは是非話を聞きたいな。ねぇ、一緒にフランスパン食べに行かない?」

レ「断る、まだ案内が終わってないから。じゃあね」

テ「えー、じゃあまた今度行こうね、Aちゃん」

貴「あ、はい!また!」


私はテトさんに別れを告げると、先に行ってしまったレン君を追い掛けた。

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