【派生】及ばぬ恋の滝登り2 (ページ5)

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メイド令嬢のお茶会ページ5

どうも桃寺陽一です｡

早速ですがもうこっち見ないでくださいてか見るな←

理由は単純…だって今の俺は…

陽一｢なあああんでメイド服なんか着させられてんだよおおお⁉︎⁉︎⁉︎｣←

ああもう!ヴィオレッタ先生に｢ちょっと着いて来てくれない?｣って廊下で呼ばれたと思ったらこれだよ!

放課後の被服室に行ったらお手製メイド服着せられたとか最悪すぎんだろ嫌あああ!!!←

…とりあえず､親父にはバレないようにしとこう…絶対にネタにしそうなヘル先生にも見つからないようn

ヘル｢あれ?もしかして桃ちゃん?｣

I hate フラグ all of the world←

陽一｢え､えぇ…ヴィオレッタ先生の新作を…｣

するとヘル先生は俺が言い終えるのも待たず､バッと両手を掴んでこちらを見る｡

おっと､この目はまさか…

ヘル｢ねぇ､良かったらこのままお茶会しない?｣

はい来ましたよこれ!←

陽一｢ですが…(俺を置いてどっか行った)ヴィオレッタ先生を探さないと…｣

ヘル｢そんなの後からで良いから!ね?｣

あ､これ抵抗してもダメだ諦めよ←

陽一｢はい､ヘル先生…いえ､ヘルお嬢様｣

こうして俺はヘル先s…ヘルお嬢様のお茶会に参加することになった←

お嬢様はニコニコと笑いながら俺の手を引き､生物準備室の方へとお歩きになった｡

〜数分後〜

ヘル｢さてと…今日のおすすめの紅茶とお菓子を教えてくれるかしら?｣

陽一｢はい｡今日はショートブレッドとアッサムのミルクティーでございます｣

これ…お茶会っていうよりただのミッディ•ティーブレークになってねぇか?←

てか2人だけで良かった…ルキノ先生いたら発狂してた←

ヘル｢あら､美味しそう!じゃあ楽しみに待ってますわ♪｣

ダメだ…wwwお嬢様口調のヘル先生が思ったより面白い…www←失礼

笑いを必死に堪え､震える手で口を押さえながら紅茶とショートブレッドの用意をする｡

しかし体で覚えたことは不思議なもので､一度その作業を始めようとするとピタッと震えが止まる｡

笑いそうになっていたことも嘘のように忘れ､慣れた動作を繰り返していく｡

ヘル先生の感心するような目線も気にせずに準備をすると､あっという間にアツアツの紅茶とお菓子ができあがった｡

…こんなもんかな｡

陽一｢お待たせいたしました､お嬢様｣

ヘル｢まぁ､ありがとう存じますわ!｣

少し高い声で礼を言うと､グッと腕を掴んで俺を座らせる｡
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キリ悪いですけどネクスト!←