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異常愛3 ページ4

貴女side



わぁ…綺麗な人…


見とれていると、その美青年と目があった。


あっ。と思ったが何故かふんわり微笑んでくれた。


戸惑いながらもペコリと頭を下げる。



た…助かったぁ…



私は仲のいいこにはとことん甘えるが、人見知りが激しいから初めての人とは目が合うだけでも凍りついてしまうんだよね……


私の悪いとこだな……




先生「っと。じゃあ自己紹介してくれ」


先生が黒板に名前を書き終えたらしく、前で立っている美青年に自己紹介を求めた。



皆はドキドキしながら転校生を見つめる。



「……………悠」






ん?




先生「お、おい、滝谷?そんだけか?」


「他に言うことあります?」


先生「え、言うことって……」


戸惑い出す先生。


流石にザワザワしていたクラスも静まりかえる。


「てか、ずっと立ってるんで疲れました。俺の席どこですか」



すごく冷たくいい放つ滝谷くんに、皆驚きを隠せない。



私がポカンとしてると、隣から肩を叩かれた。




『へ、駿?どうしたの?』


あ、因みに私の隣の席は駿である。



「なぁ、あいつ何か見たこと無いか?」


『え?見たこと?』



「滝谷くんを?」と聞くと、当たり前だろ。と返ってくる。



『そうかな?あんな美青年いたら普通に覚えてるんじゃない?』


「いや、そうだけどさ…_____て!まさかA!あいつに惚れたとか無いよな!?」


『え、え?いや…別にそういう訳じゃないけど…』


いきなり大声出すからびっくりしたわ!


「そ、そっか……」



何故か息切れしてる駿。



『駿どしたの?大丈夫?』


「あ、いや、大丈夫」


笑いながら手をふる駿を見て「変なのー」と笑う。



ガタ、



「何の話してるの」




『ふぁ!』



いきなり後ろから声がしたのでびっくりする。


勢いよく後ろを振り向くと、さっきまで前でたっていた滝谷悠くんが座っていた。


彼はにっこり微笑み、「これからよろしくね」と挨拶をした。

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あるぴな - あなた様の作品ドストライクです!表現の仕方とか、話の流れとかとっても素敵です!続き楽しみにしてますー!(強欲) (2021年7月20日 0時) (レス) id: 6727ea1206 (このIDを非表示/違反報告)
- 90aaf8f613死ねさん» いくらその人が暴言吐いてたとしても貴女もだいぶ酷い事言ってますよね (2018年7月19日 19時) (レス) id: 6670beebf5 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 価値観は人それぞれでしょうがイチャイチャを見せびらかす人は苦手ですね… (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)
米子(プロフ) - 二次のイチャイチャは見られるけど、三次は醜いです (2018年6月25日 18時) (レス) id: fa2781bdc8 (このIDを非表示/違反報告)
白雪あいるん(プロフ) - 米子さん» 分かります笑私もリアルでヤンデレというとんん…ってなるかもです笑 (2018年6月25日 18時) (レス) id: d6bcb91be2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白雪あいるん x他1人 | 作成日時:2018年1月28日 23時

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