年の差恋愛禁止法 第二条【ブルーロック】

ちびっこ58 ページ24

放課後帰り道にて

『先輩お願いします！！』

絵「死んでも嫌だね」

ノ「俺も断る」

『そんなこと言わないでくださいよぉ！可愛い後輩の頼み事じゃないですかぁ！！』

絵「自分で可愛いとか言うな気持ち悪い」

『酷すぎ！！』

絵「言ってろ」




＿＿遡ること数日前＿＿



「本当は学生の皆に頼むような事じゃないんだけどね....？今度の金曜日に来年入園希望の子達が来るんだけど今年の希望者が例年より多くて通ってる子達もいるから私達の人手が皆含めても足りないの、だから申し訳ないんだけど皆の先輩で来ても良いっていう子いたら何人でもいいから連れてきて欲しいの」



始まりは園長先生のお話からだった。本来ならそんなことしなくていいらしいけどたまたま体験と被ってしまったみたい。

皆誰を呼ぼうか悩んでるみたい。でも私は違う。



『ぜっっったいに絵心先輩とノア先輩連れてきてやる...！！！』




＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『おーねーがーいーしーまーすーよー！！！！』

絵「鬱陶しいな、行く気ねぇって言ってんじゃん」

ノ「大体その日の学校はどうすんだ」

『園長先生が学校に話つけて行く人は公欠で休みになるらしいですよ！』

絵「ガキは嫌いなの」

『大人からしたらアンタもガキの部類には入るよ！！あたっ！！！頭殴ったぁ！！』

絵「敬語使え。先輩だ」

『尊敬してませんもん！」

絵「埋められたいの？？」

『可愛い子しか居ないのに！！！私の家で前に会ったじゃん可愛かったでしょ！？！？』

絵「あんなクソガキに興味は」

ノ「？どうした絵心」

絵「いや、行ってあげるよそれ」

『え、いきなり何...？怖......』

絵「黙って」

ノ「.......あぁ...なるほどなお前の考えてることが何となくわかった」

『何考えてたんですか！？』

ノ「お前は知らなくていい」

『そんな...ノア先輩まで私を除け者に.....？？』

ノ「そうは言ってねぇ」

『ま、まぁとりあえず！お2人とも行くってことで！！やったね！！』

絵「さっさと帰るよ」








絵心脳内
＿＿＿行けばあのクソガキ共にAは不釣り合いって分からせられるんじゃね？＿＿＿

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