骨折して過保護(愛され)になった。

骨78 ページ47

「朝比奈さーん。2番の診察室へどうぞー」

凛「俺行った方が良いのか？」

『うん。付いてきて』



「よろしくお願いしますね。今日は骨折部分についてなんですけど、骨もくっついたのでギプス外しても大丈夫ですよ」

『ほんとですか。良かったです』

「そしたら次はリハビリをするんですけど、これを1日2、3回ご自宅でしっかりやってくださいね」

『はぁい』

「お大事にしてくださいね〜」



『いやーこれでギプスともおさらばだし！リハビリ頑張っちゃいますか！』

凛「リハビリは手伝いとか必要なのか？」

『要らないみたいよ！何々〜？心配してくれてんの〜？』

凛「うるせぇ」

『あてっチョップしないでよ』

凛「さっさと帰るぞ」

『こんな街に久しぶりに来たのにもう帰るの？つまんないよー遊んで帰ろうよー』

凛「良いからさっさと帰るぞ」

『えー！やだぁー！』

凛「3歳児かよ」

『ねえ！凛！あのクレープ買ってよ！』

凛「自分で買ってこいよ」

『私の分だけで良いからさ！お金渡すし！』

凛「ﾁｯ……ここから動くなよ。動いたら殺すからな」

『殺害予告大好きかよ。分かった』

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