骨折して過保護(愛され)になった。

骨76 ページ45

『絵心さん私病院に行かなきゃなんで外出許可ください』

絵「また行くのか、つくづくめんどさいね」

『しょうがないですって〜』

絵「外出許可はおろすけど、Aちゃん1人はちょっと危ないことが分かってるから今回は1人付き人連れてって」

『付き人なんていりませんよ。私を誰だと思ってるんですか』

絵「頭の腐ったガキ」

『ほんとになんだと思ってるんですか』

絵「まあそういう事だから。出て」


ま た 追 い 出 さ れ た 。


『付き人つったって…まともな奴とかいないじゃん…いるけども……』

天使達とは一緒に歩くことすら烏滸がましいし…凪と御影は嫌だし…カイザーは日本語喋れないし…士道は拒絶反応出るし…烏と乙夜は顔面にグーパン入れそうになるし…

『うーん……』

凛「おい。何変な面して歩ってんだよ。気色わりぃ」

『は？あぁなんだ。凛か』


ん？凛……？


『わぁぁぁ！！！凛救世主！』

凛「いきなり何言ってんだキメェ」

『私の付き人になってくれない？』

凛「んで付き人なんだよ」


事情説明中……


『ってことでお願い！付いてきとくれ！』

凛「……めんどくせぇな」

『あ、凛が嫌なら良いんだよ？』

凛「っ別に、嫌とは言ってねぇだろ…」

『それは良いってことかい！？』

凛「……」

『無言は肯定と見なします！ありがとう！じゃ、明日ね！』

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