迷惑噴霧器の嫁なんて辞めてやる！！【文スト】

【番外編】太宰、探偵社とカフェ『どるちぇ』の従業員達に物凄く怒られる ページ30

一度、話を聞き相談したくなる事だと探偵社内の人間達が納得した直後にドアの開く音が聞こえ、姿を現した茶色の外套を着ている長身のイケメンに声を荒げた

「「「「だーざーいー/さーん！！？」」」

「え、何！？私何かした！？」

丁度、江戸川の依頼に付き添いで外に出て居た太宰は、全員からドスの効いた怒りの声の矛先となり、それを浴びせられる。

江戸川もびっくりするものの、すぐに悟ったのか若干呆れた様な目をしながらも太宰を見て居た。

理由は簡単、どうして結婚式を挙げないのか！

それを皆で攻めると、太宰は目を逸らしつつも言い訳にしか聞こえないことを口にする。

「だって、タイミングと時間が無いんだもの…」

「だからって、結婚式を挙げないのは違うと思いまーす！」

「……私も、思う…」

「ワタシもそう思います〜！」

「アタシも流石に結婚式を挙げないのは駄目だと思うねぇ…」

「私も駄目だと思いますわ！」

いや、まずもう結婚式を挙げる気がないとは言ってないと思うんだけどなぁ…と中島と谷崎は苦笑いを浮かべつつ、女子達に攻められる太宰を見て居た。

「女性にとって1番大切な思い出になるだろうしな、結婚式は挙げた方が良いと思うんだが…」

「えぇ！？国木田君までそっち側に行くの！？」

「当たり前だ馬鹿！」

そのままびっくりした太宰を背負い投げして吹っ飛ばしたのは、ある意味日頃の行いのせいなのだろう。

【番外編】と言うわけで、1週間後に結婚式を挙げる事になりました。→←【番外編】と言うわけで、探偵社に相談だ！！

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