迷惑噴霧器の嫁なんて辞めてやる！！【文スト】

【番外編】結婚式を挙げてないのは流石に駄目ですよ、店長！！ ページ28

離婚騒動から半年経った太宰とお嫁さんは仕事をこなし、毎日きちんとお互いに素直じゃないけれども想いながらも生活をして居たが、カフェの従業員である男の子の悲鳴の様な叫びにより、その平凡は崩れ去った。

「え、Aさん結婚式を挙げてないんすか！？」

このカフェの1番最初のアルバイターで専門学生の鳴海 遊(なるみ ゆう)は大きな声で驚いた様に言った。

ちょうど、ランチも終わり人が少ない時に休憩として30分程の店を閉めている時だからまだマシだが…かなり人の少なくなった店内に響いて居たのだ

「五月蝿いよー、もう…まだ挙式も何も挙げてないけど、それが何よ」

「何も良くないっすよ！？え、挙げないんですか！？」

「何々〜？」

「……何の話？」

カフェの店員でありウェイターをしている双子の糸舞(いとまい)姉妹のれむ、りむが興味津々で此方に来て居た。

この2人は来年度から高校3年生になる2人で、2人とも顔は似ているものの、髪飾りの色が赤と青で分けられているため、見分けが付くのだ

「店長、結婚式を挙げてないんだと！流石に駄目だと思わないか！？」

「「え！？」」

「え？」

「「それは駄目だと思うよ、店長！！」」

れむりむに同時に言われてビビる店長であるAに突きつける様に放たれた言葉に唖然としてしまったのだ。

「「「結婚式挙げさせますからね！！」」」

【番外編】と言うわけで、探偵社に相談だ！！→←取り敢えずはあとがき

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