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31 なんでも ページ35

レ「…先輩、遅いです」


私は急いで校門を抜けたら、涙目でこちらを睨むレン君が立っていた。

私はこれはまずいと思い、慌てて謝罪をした。


貴「ごめん!ちょっと長話で…」

レ「わかってますよ。カイト先輩でしょう?僕を放っておいて楽しく長話なんて、先輩酷いです」

貴「え、見てたの!?」

レ「そりゃあ僕が待ってる校門の近くで、あんな堂々と話していたら気付きますよ。もしかして先輩、僕をバカにしているんですか?」

貴「違うよ!私は…」

レ「いいですよもう。先輩は僕との約束より、カイト先輩と楽しく話すことを選んだんですから…」

貴「そ、そういうわけじゃっ」


あー、これはとてもご立腹だ…どうしよう、なんとかして許して貰わないと。


貴「ごめんね、本当に。なんでもしてあげるから許して」

レ「なん…でも?」

貴「うん、なんでも。私に出来る範囲であれば」

レ「本当になんでもいいんですね?」

貴「うん」


すると、レン君は不適な笑みを浮かべた。


レ「前から思っていましたけど、先輩はもっと慎重に行動したほうがいいと思いますよ」

貴「え、どういうこと?」

レ「今から遊園地へ行きましょう」

貴「遊園地?え、今から?」


今からだと時間がなくてあまり遊べない気がするし、どうせなら休日の方がいいと思うのだが…

それに、ショッピングはいいのかな?


レ「なんでもするって言ったんですから、今日は先輩に拒否権なんかありませんよ?」

貴「やっぱり取り消していい?」

レ「えー、取り消すんですか!?僕、とっても嬉しかったのに…」


レン君は目に涙を浮かべながら、上目遣いで私を見つめる。

それはまるで、子猫のように可愛らしい。


貴「うー、わかったよ!わかったから、そんな目で見ないで!///」

レ「やったぁ!」


まぁ、もともと悪いのは私だもんね。

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設定タグ:ボカロ , 鏡音レン , 学校   
作品ジャンル:恋愛
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アイル(プロフ) - 伊野尾愛結 作者名は青宮さん» 実は私も今年負けたwあ、いいよ!私も今から行く! (2017年10月10日 23時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾愛結 作者名は青宮(プロフ) - 大丈夫!負けた!けど楽しかった!ボード行っていい?行ってたんだけどいい? (2017年10月2日 20時) (レス) id: 4e9689afd2 (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - 伊野尾愛結 作者名は青宮さん» コメ少し遅れてごめんね。運動会9月なんだ!私のところは6月にやるよ。運動会頑張ってね!もう終わっちゃったかもだけど応援してる! (2017年10月2日 17時) (レス) id: 99a03ee59c (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾愛結 作者名は青宮(プロフ) - アイルさん» うんどうかい頑張ってくるね! (2017年9月30日 6時) (レス) id: 4e9689afd2 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾愛結 作者名は青宮(プロフ) - アイルさん» いやいや、Mにしなくていいんだよ!笑 (2017年9月19日 6時) (レス) id: 4e9689afd2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイル | 作成日時:2017年6月5日 16時

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