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わたるside
病院の帰りは、いつも桃果のことを考えてしま
う。
寂しいよな、絶対...
いつもは明るいけど、怖くないわけないよな。
生まれたときからいつ死ぬかわからないなんて言われて。
「ただいま」
家に帰ると、母さんがいた。
「わたる、あなたどこ行ってたの!?」
「どこって、病院だけど」
「そんなとこ言ってる暇あるんなら勉強しなさい!」
「何いってんだよ。分かってる?今の桃果の容態。親なら顔出してやれよ!」
「そんな時間ないわよ」
「それでも親かよ!ふざけんな!!」
あきれて、自分の部屋にかけこむ。
「ごめん、桃果...」
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作者名:ももか | 作成日時:2018年6月12日 11時