どくりつ ページ36
｢全く…｣
と三人をボコボコにしてきたであろうガープさんはマキノさん達が置いていった酒で晩酌を始めた。
｢Aは海兵になるって言うてくれたからな〜｣と今はご機嫌である。
｢あの…ガープさん
一個聞きたいことがあって｣
ちらちらと周りを伺いながらそう彼に言うと察したのか否か｢そうか｣と言い近くの林へ移動してくれた。
｢今度天竜人の視察隊がこの町に来るって新聞に書いてあったのって…この前の悪魔の実と何か関係があるんですか｣
単刀直入にガープさんに聞くと、先程まで酔っていた雰囲気とは打って代わり真剣な表情になる。
｢…実はワシらにもわからないんじゃ、それが｣
と、目を合わせずに話す。
｢視察に来るくらいなら、どうして悪魔の実を届けろという司令が下ったのか｣
その通りだ。きっと彼らほどの権力があれば私をさっさと探し出して連れてくるなりした方が早いはず。
｢まだ、謎が多いから用心するに越したことはない｣
それと…この件にはあまり関わらない方がいいかもな、と付け足し彼はダダンさんの家へ戻っていく。
そうか、ガープさんほどの海兵が何も知らないならなんの関係もないのかもしれない。
モヤモヤとした気持ちが晴れないまま、私はのされているエース達の元へ向かった。
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｢どくりつする｣
ガープさんに叩きのめされることを危惧した三人は、ダダンさんの元から離れ秘密基地を設計すると決めた。
もちろん私もそのメンバーに入っているみたいで、今は設計に必要な木材を集めているところだ。
｢今日は魚にするか！｣
とご飯を取りに行ったエースとサボ。
出先が川ということでルフィと私はお留守番だ。
ただうずうずとルフィは待ちきれないようで、俺も行ってくる！と外に飛び出してしまう。
｢あ、ちょっと待ってルフィ！｣
流石に一人だと危ないので、私もその後を追った。
*
｢うわぁぁ！｣
サボとエースを追う途中でルフィは川に転落してしまう。
｢ルフィ！？｣
悪魔の実を食べたものは海に嫌われるため、カナヅチになる。
それは真水でも対象のようで、ルフィはバタバタと川の中でもがいている。
私が能力者じゃなくてよかった…！
すぐさま川へ飛び込んだ。
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Keiko03090407(プロフ) - 続き気になる(っ ॑꒳ ॑c)ﾜｸﾜｸ (2022年11月3日 1時) (
レス) @page42 id: 0dc3919b36 (このIDを非表示/違反報告)
ベーコン?(プロフ) - この作品めちゃくちゃ好きです…！！続きめっちゃ気になります！！ (2022年8月18日 13時) (レス) id: 45dc28a220 (このIDを非表示/違反報告)
お猫 - 好きすぎるぅ！ (2022年8月18日 12時) (レス) @page42 id: 34150a8be7 (このIDを非表示/違反報告)
air(プロフ) - あくもんさん» とても嬉しいコメントありがとうございます…！あくもん様の応援に応えられるように頑張りますね…！ψ(。。) (2022年8月13日 18時) (レス) id: 3c653399f3 (このIDを非表示/違反報告)
あくもん(プロフ) - この作品めっちゃ好きです！続きが気になる………！！無理しないでこれからも更新頑張ってください！楽しみに待ってます！！ (2022年8月12日 23時) (レス) @page41 id: cfb31e7c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：air | 作成日時：2022年7月14日 20時
