100%の恋 ページ11
hazuki (召使) side
それから時はすぐに過ぎて、殿下…慧実様はとても大きくなられた。
身長は私を10センチ以上抜かしていて、王様の計らいで沢山の女性と関係を持っていた。
その女性達は由緒ある家庭の方々で、美しさに劣っているわけでもなかったが
彼はそれが気に召さないらしく、彼と知り合い以上に近づいた女性は1人もいないとのこと。
_________そんな彼のあの表情に、酷く胸が締め付けられる。
好きになっては行けない人に恋をした…
漫画のように叶う恋ではなく、100%叶わない恋。
母のようにここから逃げてしまおうか、そんな思いが脳裏に過ったが、
彼の顔を見れなくなるのも辛い__と、溜息を着いた途端。
涙が溢れて止まらなくなった。
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翌日
「外出させてください」
門の前にいる護衛官にそう声をかけ、自室の鍵を手渡した。
目が腫れていることを心配されたものの、速やかに通してくれる。
城には殆どのものが出揃っており、城外に出ることは数ヶ月ぶりのような気もする。
街には色とりどりの服を着た人が行き交っていて、宮廷の周りということもあり、誰もが綺麗な服装で。
そんな久しぶりの街の曲がり角にある小さな美容室の前を通ると、ツンとした整髪料の香りが鼻をついた。
この美容室に、私の親戚が働いているということをつい最近知り、ずっと行きたいと思っていたのだ。
母の行方を、少しでも聞きたかった。
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作者りぃずです。
また更新をお休みしてしまいまして、、、普通に忙しくて忘れてました((
内容も忘れてしまっていて“かなり”変なところあるかもしれません…申し訳ないです。
Twitterなのですが、なかなかログインできなさそうなので新しいアカウントを作ろうかと思います。
またの更新をお待ちください(;_;)
りぃず
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あぽろだよ。 - ほんとにすみません。ブラコンが揺れていた。に見えました。すみません。 (2020年4月23日 17時) (レス) id: b5c026bc9f (このIDを非表示/違反報告)
りぃず(プロフ) - ありがとうございます、、!暗くなったり明るくなったり色々忙しい小説ですが、応援して頂けると嬉しいです…! (2019年6月24日 7時) (レス) id: 7803f93653 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - 実は作られたときから、ずっと好きで読んでました…。これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年6月23日 13時) (レス) id: ad001c401a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃず | 作成日時:2018年12月31日 12時