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中学につくと、校門前においてある入学式の看板で色んな人が写真を撮っている。
邪魔だなぁ。
少し謝りながら横を通って、一年生の教室に行く。
俺は6組、進学級だ。
？「よっしゃ一番やー！！！！
...って、あれ？」
元気に入ってきた一人の男子生徒。
パッチリとした目が印象的だ。
？「へー！
お前、目の色すげえな！！！！
俺は木根雪や、よろしゅう！」
「.....A、よろしくな」
雪「お前、男？女？」
「一応女だ。
だが男だと思ってくれ」
雪「そーかーそーか！
俺は勿論、男や☆」
「☆がうざい、滅べ」
雪「ひっでぇ！？」
ギャーギャーと騒いでいると、女子生徒たちも入ってくる。
女子生徒たちは俺ではなく、雪を見て嫌そうな顔をした。
女子「え、ウチら同じクラスだと思ったらコイツおるん？
いややわぁ、あんたさっさとでてって」
女子2「せや、あんたみたいなやつ進学級に入れるわけないやろ」
雪「......。」
性格の悪いやつら、大嫌いなタイプ。
「あのさぁ、ちょっといい？
俺“達”からすれば、何でお前らが進学級来れたのか不思議なんだけど」
雪「ぁ、Aやめといた方がええで」
女子「なんや、文句あるんか！？」
「あぁ、大有りだ。
さっきからなんっまら雪をボロクソに言って、雪がなんか悪いことしたのか？
そんな雪を嫌うんだったら近づかなきゃいいっしょ。
全く、みったぐないわぁ」
雪「......」
女子「ッ、なんなの！？
もういい、あんたも消えてちょうだい！！」
「はいはい、あっそうですか。
雪、席座ろ」
俺達は出席番号が近く、隣になった。
雪「あ、あのさ。
さっきはおおきに。」
「...？」
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