45【霊力】 ページ45
syp side
syp「エミさん」
資料室や図書室の管理をしている彼の肩を叩く。
こうでもしないと気づいて貰えない。
かなり驚かれるが。
em「！？
あ、え、しょ、ショッピさんでしたか。
すみません。なにか御用で？」
syp「結局、上からの異臭はどうなったのかと思って」
あぁ、その事ですかとエミさんが立ち上がる。
奥のカウンターに行き、自分のデスクから分厚いノートを取り出すとこっちに戻ってきた。
em「結論から申しましょう。
解決はしていません。そしてグルッペンさんは解決する気はありません」
...どういうことか。
悪霊が元の異臭ならば、いつか肥大化して俺らの生活する部屋にも来るはず。
霊は壁や床を、思念によって越えられる。
em「霊は思念によって移動が可能です。
しかし、ここ暫く動きはありません。
そう、上に思念を留め、移動する気がない。
異臭以外の迷惑は私たちにかかっている状態ではないんです」
でも、異臭は消えない。
Aの部屋は特に異臭がきつく、瘴気まで降りて来ている。
Aの霊力なら弾ける、そういうことか？
それにしても無理難題すぎる。
この前だって、霊力が尽きて動けなくなっていたのに。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リディー - 蒼空さん» あたりまえだー！任せておいてくだせー！つい最近また一人wrwrdの沼にバチコリと突っ込んだぜ！これからも頑張ってな！しぃぃっかりとポンポンで応援していくぅ… (2019年12月13日 21時) (
レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - リディーさん» やっと続編行ったよ！応援よろしくね！！ (2019年12月13日 16時) (レス) id: 80278533d0 (このIDを非表示/違反報告)
リディー - 初コメいただきます！そして続編おめでとうござまーす！応援してるゾ！ (2019年12月13日 7時) (レス) id: 18f9de17d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
