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遠回りな愛だった ページ12

森side


エリス「リンタロウ?何か今日変よ」

「無い、何処にもないんだ」

エリス「?」

「神代君が写った写真だよ

一枚も見つからないんだ」

?「神代君、とは?」

「紅葉君...」

紅葉「彼女の名前はなんじゃ?」

「え、っと...

神代_____?」

紅葉「なんと、自分の娘の名前でさえ覚えとらんのか!?」

「もう少しで思い出せそうなのに...」

エリス「ねぇ、答え言っちゃダメなの?」

紅葉「自分で思い出さないと、意味がないのじゃ。

あの子が(わっち)に託したヒントじゃ」


「んーっと____あっ!Aだ!!」

エリス「ワァオ!答えを出すまでに
169秒も掛かったわ!!」

か、数えてたのね...。

此れが一つめの答え...

「紅葉君、中也君を呼んできてくれないかな?」

紅葉「もう扉の前におるでなぁ...」

いつの間にか持ってきた湯飲みを啜りながら言う。

...ホントに何処から持ってきたの。


コンコンッ、というノックの後、
「中原です」という声が聞こえる。

本当に来た。

「入りたまえ」

中也「首領、答えは出せそうですか」


「あの子が何を求めているのか...」

中也「まぁ、10歳とは思えない考えですよ」

紅葉「本来は学校に行っとる歳じゃ、

親とも話せないと寂しいのじゃろ」

寂しい...?

何故だ、黒服もいて、紅葉君もいる。
芥川君とだって仲が良かった筈だ。

寂しいなんてこと、あるのか?


紅葉「私は何かわかった。」

中也「首領、幾ら俺らが居ても、血筋には逆らえません」

血筋には逆らえない...?

どういうこと??


紅葉「はぁ、10歳なんて家族と一緒に居たい歳じゃろうに。」

傷が増えないうちに、忘れる→←結局はそんなもん。



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ソラ(プロフ) - xxvl6w6lvxxさん» 最高ですよね!!!そして返信できなくてすみませんでしたぁ!!! (2019年6月27日 9時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
xxvl6w6lvxx(プロフ) - ピエロっていう曲を元にしたんですか?歌詞がっ!歌詞がっ!最っ高過ぎますよね!!!!! (2019年5月17日 22時) (レス) id: 84d8494927 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - また忘れてましたwすいませんありがとうございます! (2019年5月1日 9時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 9時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作成日時:2019年5月1日 9時

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