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本格的に。 ページ31

貴方side


ナオミ「無い、ない...!!」

『どうかした?』

ナオミ「社長から預かった大事な資料が...」


?「おい、ナオミ。」

そういって社長が持ってきたのは、ぐちゃぐちゃの紙。

ナオミ「!!」

福沢「大事だと言ったはずだ」

ナオミ「ッ......。」

『社長、見して。

あー...三十分で作り直す』

ナオミ「!?」

福沢「それはナオミに」

『社長も社長。
大事だと思う資料なら、自分管理にするべきです』

福沢「......」

『確かに、社内ではナオミちゃんの悪い噂が流れている。

そんな人に預けた貴方も悪い。

信用していないのなら、信用している人に預けた方がいいですよ』

福沢「十分信用しているつもりだ」

『それは表面上。

実際はどうでしょう?

俺からは、ずいぶん当たりが強く嫌悪感を抱いて話してるように見えますが。』


カタカタと、キーボードを打ちながら言う。


乱歩「まぁ、確かにそうだね!」

福沢「!!」

乱歩「社長、Aに勝とうなんて百年早いよ!

推理でも、Aだけには勝てなさそう」

『そりゃどーも。』

カタカタと、ひたすら叩く。



ナオミ「A、くん」

『よっしゃ、あとコピーするだけ』

ナオミ「は、早い」

『ほら、ナオミちゃん、行くよ』



視界の端に、苦そうな顔をする桜木さんが写る。



『ヤバイ、ホントに平和ボケする』


ナオミ「へ?」

『なんでもない、コピーできたし渡しにいこっか』




平凡。

いつまで続くかわからないもの。



平和ボケしたこの社内で

生き残る人は誰だろう。

嫌がらせ。→←正体、過去。



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ソラ(プロフ) - 黒兎紅葉さん» 本当に遅れてすいませんでした!!これからもっと投稿早くしますのでよければ応援よろしくお願いします... (2019年8月4日 13時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
黒兎紅葉 - すっごくおもしろいです!続きがすごく気になります!更新頑張って下さい。 (2019年6月1日 23時) (レス) id: a3ddba6e2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作成日時:2019年5月12日 4時

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