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棘。 ページ12

noside


ゴーゴリ「ねぇドス君」


とある屋敷の地下室で、道化師は云った。

ゴーゴリ「男装女子より、普通の女の子の方が私好みなんだけどー。」

ドス「...死にたいんですか?」


道化師の質問に、髪が紫掛かった、鼠の頭目は殺気を出す。

ゴーゴリ「そういうわけじゃないよ?

なんであの子に拘るのかなーって」

ドス「容姿、中身だけではありません...


異能力までも、美しい。」

ゴーゴリ「異能力?あの子が?」

ドス「ここまで作戦がうまく行くなんて思いませんでしたよ。」

ゴーゴリ「ねぇ、作戦についてなにも聞かされてないのだけれど」

ドス「あの子を____Aを此方側に連れてきたいのですよ。

あの頭脳、腕前...ハッカーとして、文句無しです。」


フフッ、と男は笑った。

?「主様、彼処まで頭がよろしいと、裏切られるのでは?」

そう言ったのは、金髪の包帯、ゴンチャロフだ。

ドス「いえ...彼女には、裏切る理由がありませんよ」


不気味に男は笑う。

ゴーゴリ「でも、あの子を閉じ込めるためだけにこんな部屋作ったんでしょ?」

そう言うと、隣の部屋____

一畳ほどの、とても狭い部屋を指差す。

ドス「ええ。

ハッカーには、隙間がよく似合いますよ」

そう言った男の目には

何も写ることはなかった。

ただ、時折うっとりとするだけだ。



イワン「主様...。」

犬。→←手当て。



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ソラ(プロフ) - 黒兎紅葉さん» 本当に遅れてすいませんでした!!これからもっと投稿早くしますのでよければ応援よろしくお願いします... (2019年8月4日 13時) (レス) id: da0656dabb (このIDを非表示/違反報告)
黒兎紅葉 - すっごくおもしろいです!続きがすごく気になります!更新頑張って下さい。 (2019年6月1日 23時) (レス) id: a3ddba6e2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作成日時:2019年5月12日 4時

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