彼の優しさに甘えて《狗巻棘》 ページ42
ユリな♪さんリクエストです!ありがとうございます!
※安定の同期設定!
※勿論お付き合い済み!
※ほのぼの系の甘め設定です…
それではどうぞ!
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《まもなく電車が発車致します》
軽やかなチャイムの後、ドアがゴーっと音を立ててぴしゃりと閉まる。
その直後、平日のお昼時の為人の少ない電車はゆっくりと動き出した。
その証拠に今乗っている車両は私と棘の2人だけ。いわゆる貸切状態。
ふと隣に視線を向けると少し眠たそうな棘の姿が。
『棘?どうしたの?眠い?』
「おかか……」
コクッと小さく首を縦に降ったあと、眠たそうな声でそう言う棘。
『そうだよね、今日の任務意外としんどかったもんね』
よしよしと棘のサラサラの髪の毛を撫でる。撫でている間、気持ち良さそうに目を瞑った後、そのまま私の肩に頭を預けた。
『まだ降りる駅まで時間あるし、寝てもいいよ?』
と今度は頭を一定のリズムで優しくポンポンと叩いた。
それに従うように棘は今度こそちゃんと目を瞑ってしまった。
『……お疲れ様。〜っぁ…私も寝よっかな〜』
隣でスヤスヤと眠る棘を見ていたら私の口から欠伸がこぼれた。
今日の任務は本当に酷かった。
準2級の呪霊が2体の任務だったのに、実際現場に行ったら1級もそこに混じっていた。
何とか頑張って祓う事が出来たけど、私達以外の呪術師がこの任務に当たっていたら…と思うとゾッとした。
こんな気持ちよさそうに寝ている棘にもたれるのは悪いなと思い、頭をそのまま真下に下げて目を閉じた。
しかしその直後、首の後ろから手が回ってきたと思うと、棘が私を抱き寄せてくれた。
そのまま棘の肩にもたれるように施されるとその上から棘の頭がのってきた。
しかも私を抱き寄せた手はいつの間にか私の手をギュッと繋いでいた。
『棘…起きてたの?』
「高菜!」
とまだ少し眠そうな棘の声が上から降ってきた。
頭がのっているので表情を見ることは出来ないけど、私はその行動が嬉しくって少し笑みを浮かべた。
『ありがとう棘』
「しゃけ」
そうお礼を言って私達は襲い来る睡魔に身を委ねた。
____そのまま2人揃って終点まで行ってしまったのはまた別のお話。
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ユリな♪さん!リクエストありがとうございました!
いかがだったでしょうか…?またのリクエストお待ちしております!
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アメ玉(プロフ) - すーさん» すーさん!初めまして!お返事遅くなってしまって申し訳ないです!!リクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (2020年12月20日 1時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - まかろにぱにーにさん» 初めまして!えぇぇそんな…神だなんて恐れ多いです……!ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノあわあわ でも喜んで頂けたならすごく嬉しいです!暖かいコメントありがとうございます!! (2020年12月20日 0時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
まかろにぱにーに - え?待って?ナナミンイケメンすぎひん?神作品だ……。アメ玉さん(様)100年生まれてこなかった逸材では!? 神です。マジで。アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神 (2020年12月19日 23時) (レス) id: b2ccf5b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ちゃんみおさん» わあああちゃんみおさん!!(泣)引き続きリクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (2020年12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ぬたうなぎさん» やっぱりそうですよねぇ……スイーツは語彙力の宝庫ですね!(。・`ω・´)キラン☆←何言ってるか分からない (2020年12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月25日 0時