たまには甘えたい1《七海建人》 ページ16
みょかさんリクエストです!ありがとうございます!
※主様ナナミンの一個下設定
※お付き合い済み!
それではどうぞ!
_______________________
『七海さん、何か飲み物飲みますか?』
家のソファで真剣な表情を浮かべて小説を読んでいる彼は七海建人さん。
私の1つ上の先輩で____私の恋人だ。
「よろしいんですか?じゃあコーヒーを頂けると……」
『コーヒーですね!ちょっと待っててください』
台所にスタスタと駆けていくと昨日買ってきたばかりの新しいコーヒー豆の袋を開ける。
……七海さん気づいてくれるかな?
私はカフェで働いているためコーヒー豆の粉砕とか抽出とかは結構自信がある。時間に余裕がある時はこうして豆の状態から買ってコーヒーを作ることが多い。
「…何かいい匂いがしますね」
後ろからそんな声が聞こえたと思ったらすぐそこに七海さんの顔があった。
そのままお腹に手を回されて後ろから抱き締められる。
……珍しい。いつもはこんなことしてこないのに。
『七海さ…ん?』
「すみません。最近仕事続きだったもので少し疲れていて……」
「充電です」と言うと私の背中に顔を預けた七海さん。
『あまり無理はしちゃダメですよ?ほら、もうすぐコーヒー出来ますから今日はゆっくりして下さい』
後は沸かしたお湯で粉々に粉砕したコーヒー豆を抽出するだけ。
電気ケトルから熱々のお湯が出てきてコーヒー粉末に染み込んでいく。その度にいい香りが鼻を掠めた。
「……おや?いつもと香りが違いますね。
豆変えましたか?」
『へ!?』
……あちゃ〜飲まれる前に気づかれちゃった。
まぁ確かに前のコーヒー豆よりもハーブの香りが強いから分かっちゃったんだろう。
『流石七海さんですね!そうなんです。新しく豆を変えてみたんですよ!
ほら七海さんってよくコーヒー飲まれるじゃないですか、だから私的には色んな味を知ってもらいたいというかなんというか……』
え〜っと……としどろもどろになっていると後ろから「はぁ…」と小さな溜息をつかれた。
余計なお世話だったんだろうか…?そりゃいつも飲んでいる味の方が七海さんも良いよね……
『……もしかしてそんなことしなくても良かったですか…やっぱりいつもの方が「いえ、私の為にわざわざ買ってきてくださったんですよね?」……まぁ……はい』
続きます!
たまには甘えたい2《七海建人》→←彼女が怯える理由2《両面宿儺》
719人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アメ玉(プロフ) - すーさん» すーさん!初めまして!お返事遅くなってしまって申し訳ないです!!リクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (2020年12月20日 1時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - まかろにぱにーにさん» 初めまして!えぇぇそんな…神だなんて恐れ多いです……!ヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノあわあわ でも喜んで頂けたならすごく嬉しいです!暖かいコメントありがとうございます!! (2020年12月20日 0時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
まかろにぱにーに - え?待って?ナナミンイケメンすぎひん?神作品だ……。アメ玉さん(様)100年生まれてこなかった逸材では!? 神です。マジで。アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神アメ玉様神 (2020年12月19日 23時) (レス) id: b2ccf5b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ちゃんみおさん» わあああちゃんみおさん!!(泣)引き続きリクエストありがとうございます!!了解致しました!少しお時間いただきますね!! (2020年12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ぬたうなぎさん» やっぱりそうですよねぇ……スイーツは語彙力の宝庫ですね!(。・`ω・´)キラン☆←何言ってるか分からない (2020年12月13日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月25日 0時