花束を君に1《虎杖悠仁》 ページ22
ぴよんきちまるさんリクエストです!ありがとうございます!
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空が綺麗な茜色に染まった頃、任務が終わった俺は何気なくスマートフォンを開いた。
背景に写っているのは俺とAが笑っている写真。
実はAと付き合って明日で半年なんだけど、何かプレゼントをあげようかと思ってた。けどいいプレゼントは結局見つからず、任務帰りだけど高専近くの商店街に立ち寄っていた。
その時ふと目に入った角にある小さな花屋さん。
外観は凄いシンプルだけど何故か俺はそのお店に惹かれるように足を進めた。
お店のドアを開けて中に入ると何とも花達のいい匂いが鼻を掠めた。任務帰りの疲れを和らげてくれてるみたいに気持ちが和んだ。
____決めた。プレゼントは花にしよう。
と決めたはいいものの、どの花がいいのか全く分からず店内を2〜3周回っていると
「何かお探しですか……?」
と少し小さめの女性店員さんに声を掛けられた。
「えっ!あ、……いや……ちょっと探し物してて……」
えへへ、と笑って誤魔化せば「私で良ければお手伝いしますよ?」と優しく言ってくださった。
正直花のことなんて何も分からない俺からしたらとてもありがたいお話だ。
「じゃあ……お言葉に甘えて……お願いします!」
俺が頭を下げると「かしこまりました!」と綺麗な笑顔を向けて言われた。
「……因みにお花は何方かへのプレゼントですか?それともお家に飾る観賞用ですか?」
店員さんは沢山ある花束から1本1本花を取っていく。
「…あー。実は……彼女に……あげようと思って〜…明日半年記念日なんですよ……」
そう照れ臭くいえば「わぁ!素敵ですね!記念日にお花貰うなんて!きっと彼女さん喜ぶと思いますよ!!」と両手を合わせてとても嬉しそうに言った。
「でも俺……花のことなんて全然分からないし、どんな花あげればいいのかなんてもっと分かんねぇから……困ってたんですよ……」
「そうなんですね……あっ、そうだ!
お客様《花言葉》って知ってます?」
「花言葉……?」
意味はあんまりわかんねーけどその言葉に聞き覚えはあった。
「確か…花の色とか種類に込められた意味みたいなやつですよね?」
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リア - んふふ…恵尊ッ!やっぱり甚爾さんの息子なだけあるわ… (2020年12月21日 20時) (レス) id: bba845c06e (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ゆうじゃむさん» ご迷惑おかけしてすみません……!ありがとうございます!! (2020年12月14日 22時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうじゃむ - アメ玉さん» あ、そうなんですか!わかりましたっ! (2020年12月14日 21時) (レス) id: 9582bbe3ab (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - ゆうじゃむさん» ゆうじゃむさん!こちらにも遊びに来てくださったんですか!?ありがとうございます!それに、リクエストまで…((ヒェェ(泣)嬉しいです!昨日続編作ったばかりなので良かったらそちらにコメントしてくだされば書きます!こちらでも大丈夫ですが!(笑) (2020年12月14日 21時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうじゃむ - アメ玉さん、こんにちは…未来人ゆうじゃむです(?)リクエストしてもよろしいですか?(訳:無茶振りしてもよろしいですか?) (2020年12月14日 21時) (レス) id: 9582bbe3ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月15日 15時