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寒い日は……《虎杖悠仁》 ページ39

くろわさんリクエストです!!ありがとうございます!!

※3話連続でお届けします。
※全員お付き合いしてる設定です
※出来上がり次第公開していきます!


私も結構寒がりなので、出来れば私も暖めて欲し((殴


それではどうぞ!!
_______________________



『……さっむ……!』



服の上から肌を指す冷気に身を震わせた。



部屋のストーブを付けながら課題をしているが、いっこうに暖まらない部屋と体。




壊れてんのかと思うほど温まらない。今日はそれだけ外が寒いみたいで窓ガラスは外との温度差からか曇っていた。



「A〜どう?そこの課題出来た?」




ガチャっと部屋の扉が空いたと思えば、隣部屋の悠仁が両手にコップを持って入って来た。そのコップは湯気がたっておりどうやら暖かい物を持ってきてくれたみたいだ。




後ろから机にコトンとコップが置かれると、私は直ぐに両手でコップを包み込んだ。中を覗き込むとミルクのいい匂いのするココアだった。




コップからじんわりとした温かさが、掌から全身に伝わっていく。




『……あったかぁ……』




その優しすぎる温かさに思わず頬が緩む。





「そんなとこ触って熱くねぇの?これ今淹れたてのココアだよ?」



『いや〜ものすごく寒くてさ……この暖かさが丁度いい……ほら部屋あんまり暖かく無いでしょ?』





「まぁ……言われてみれば俺の部屋より寒い……かも……」





悠仁も持ってたコップを私の机に置くとすぐ隣にあるベットに座った。





「A」





突然名前を呼ばれたかと思えば悠仁が両手で膝をポンポンと叩いていた。



それを見た途端私の鼓動が少し早くなる。何も言わず悠仁の所へ向かうと案の定膝の間に座らさられた。



そのままお腹に手を回され後ろから抱きしめられる形になった。




『……悠仁?』




「……ココアなんかよりも、これの方が暖かいでしょ…?」




と少し掠れた声で言う悠仁。その声色は少し不貞腐れているようにも感じた。



『……もしかしてココアに嫉妬した?』




「……!うるさい!!別にいーじゃんか!」




と慌てて言う悠仁。どうやら図星だったみたいで……





『ありがとう悠仁。おかげで大分暖まった。悠仁は私のカイロだね?』



「おう!……寒かったらいつでも暖めてやるからな!」



そうニカッと笑う笑顔を見たら私の心はまた暖かくなった。

ツンデレさんの暖め方《伏黒恵》→←呪いの王と少年2《虎杖悠仁・両面宿儺》



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みかんダヨ - 高専夏油のツンデレ見てみたいです…! (2021年4月4日 11時) (レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 花帆さん» 初めまして!!わああああ嬉しいです!ありがとうございます!!良かったら続編もあるので目を通して頂けると嬉しいです!!(●≧∀)キャッ (2020年12月16日 16時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - はじめまして、五条先生や悠仁夢 反応もきゅんとしました/// (2020年12月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 印南さん!はじめまして!わあああそんなこと言って下さるなんて…!ありがとうございます!これからも頑張りますね!!(●≧∀)キャッ (2020年12月2日 9時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
印南 - どの話にもキャラの個性が出てて面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2020年12月1日 22時) (レス) id: 8a2c772457 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月5日 14時

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