呪いの王と少年2《虎杖悠仁・両面宿儺》 ページ38
虎「てかいい加減A離せよ!!いつまで抱えてんだ!女誑し!」
宿「女誑しだと……?なんとも居心地の悪い言葉だ。反吐が出る」
おえっとした表情を顔に出す宿儺さん。てかなんで「
さん」付で呼んでんだ私。
虎「……お前と話してたらほんっとにキリがねぇ!!泣かす!!」
悠仁はついに私達に向かって来た。宿儺さんは私を片手で抱き抱え悠仁の拳をパパパっと片手で捌いていく。
宿「どうした小僧!こんなものでは俺からコイツは奪えんぞ!」
幾多となく打ち込まれる拳を難なく避ける宿儺さん。
虎「……ぅるっせぇっ!!!俺はAに伝えなきゃいけないことがあんだよ!
……だからお前から絶対にコイツを奪わないといけないんだァっ!」
悠仁が大きく拳を振りかぶると宿儺さんはそれを片手で受け止めた。
虎「……!離せよ!」
宿「……つまらんな。だったら貴様も俺から奪われないようコイツを護ってみたらどうだ?」
そう言えば宿儺さんは私を解放して悠仁の方へ私を投げた。
虎「……!A!大丈夫か?」
間一髪で私を両手で受け止めてくれた悠仁。
『な、何とか……もう!勝手に投げないで下さい!』
宿「ピーピー喚くな小娘が……小僧。貴様もコイツを奪われたくなければ護ってみせろ。
少し遊ぼうか。
今から貴様に小娘を預ける。俺はそれを本気で奪いに行く。貴様は俺に小娘を奪わなければ勝ち……
どうだ?ノるかノらないかは小僧、貴様次第だ。
……貴様がノらないのならば俺は今すぐコイツを生得領域に引き込む」
そう底意地の悪い笑みを浮かべて私を捉える宿儺の視線。
虎「いいぜ、ノってやるよ…お前にAは絶対渡さねぇ。
……A、俺が絶対守ってやるから。離れんじゃねぇぞ」
そう真剣な目で私を見つめる悠仁に私の心臓の鼓動は早くなった。
_______________________
はい!!リクエスト書き終わりました!!
茜さんいかがだったでしょうか……?取り合いと言うよりは若干悠仁オチになってしまいましたが……。
お気に召していただけたなら幸いです!!またのリクエストお待ちしてます!!
宿儺様の口調ちゃんと掴めているか割と不安だったのですが、無事書ききれて良かったです!
リクエストありがとうございました!!今日は少し余裕があるのでじゃんじゃん更新していきたいと思います!!
以上アメ玉でした!!
寒い日は……《虎杖悠仁》→←呪いの王と少年1《虎杖悠仁・両面宿儺》
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みかんダヨ - 高専夏油のツンデレ見てみたいです…! (2021年4月4日 11時) (レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 花帆さん» 初めまして!!わああああ嬉しいです!ありがとうございます!!良かったら続編もあるので目を通して頂けると嬉しいです!!(●≧∀)キャッ (2020年12月16日 16時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - はじめまして、五条先生や悠仁夢 反応もきゅんとしました/// (2020年12月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 印南さん!はじめまして!わあああそんなこと言って下さるなんて…!ありがとうございます!これからも頑張りますね!!(●≧∀)キャッ (2020年12月2日 9時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
印南 - どの話にもキャラの個性が出てて面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2020年12月1日 22時) (レス) id: 8a2c772457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月5日 14時