筋トレしてみた《虎杖悠仁》 ページ33
ぴょんきちまるさんリクエストです!!ありがとうございます!!
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それではどうぞ!!
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「A〜!」
現在時刻お昼休憩。
野薔薇と一緒にご飯を食べた後、少し散歩がしたくなって高専内をウロウロしていたら後ろから悠仁が腕が取れそうな勢いで手を振って私の名前を呼んだ。
『悠仁じゃん!どうしたの?』
「ちょっと筋トレ付き合ってくんない?伏黒に頼んだんだけど、五条先生に話があるってフラれたんだよ…」
としょんぼりした表情で言う悠仁。こういう時に頼ってきてくれるのは彼女として嬉しいことだ。
嬉しいんだけどそういえば悠仁って既に筋肉凄くなかったっけ?
ほら宿儺に身体を貸した時ビリビリに服を破いて上半身さらけ出してたよね……
私の記憶では筋肉凄かった気がするんだけど……
『……悠仁頑張りすぎなんじゃない?』
「え?なんで?」
『だって既に筋肉凄いじゃん……それなのにまだ筋肉つけるの?』
そう言えば悠仁は顎に手を置いて考える素振りを見せた。
「う〜ん……なんだろな……俺の筋トレの目的は、筋肉つけることよりも人を守れる力をつけるってことなんだ。
少年院の任務の時、俺は自分の弱さを知ってオマケに宿儺に身体を乗っ取られて伏黒を殺しそうになった……
このまんまの俺じゃ誰一人守ることなんて出来ないからな。
____だからもっと強くなりたい。その為にまずは体力をつける」
そう真っ直ぐな瞳で見つめられて私の心拍数が上がる。
悠仁の真っ直ぐな瞳には硬い決意が込められていた。
少年院での出来事がよっぽど悔しかったんだろう……
「……わりぃ。なんか話重たくなっちゃったな。
うしっ俺ちょっと走ってくるわ!!ここで待ってて〜!」
『あっ……悠仁……!』
声を掛けたが小さすぎた為悠仁の耳には届くこと無く彼は走って行ってしまった。
彼は相当な努力家だ。
死と隣り合わせの呪術師が沢山の一般人の命まで背負って闘う。しかも1人で守れる数なんて限られてる。
それなのに悠仁は努力して努力して何とか全員を助けたいと思ってる。
____私は悠仁のそんな所が好きになったんだ。
「お待たせA!!走ってきた!!次腹筋するから足持って!」
ニカッと笑う悠仁にまた私の心臓は鷲掴みにされてしまった。
字数やばい!!次行きます!
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みかんダヨ - 高専夏油のツンデレ見てみたいです…! (2021年4月4日 11時) (レス) id: 0760d58626 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 花帆さん» 初めまして!!わああああ嬉しいです!ありがとうございます!!良かったら続編もあるので目を通して頂けると嬉しいです!!(●≧∀)キャッ (2020年12月16日 16時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - はじめまして、五条先生や悠仁夢 反応もきゅんとしました/// (2020年12月16日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - 印南さん!はじめまして!わあああそんなこと言って下さるなんて…!ありがとうございます!これからも頑張りますね!!(●≧∀)キャッ (2020年12月2日 9時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
印南 - どの話にもキャラの個性が出てて面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2020年12月1日 22時) (レス) id: 8a2c772457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アメ玉 | 作成日時:2020年11月5日 14時