10限目 ページ10
五「ってことで次の任務が決まったよ。
3年前、渋谷の交差点で交通事故にあい、命を落とした男の子の霊が廃病院に移動してるからそれを祓いに行こうっていう感じかな」
『任務の内容は分かった……それでメンバーは？』
五「ここにいるメンバープラス伊地知だけど？」
え、先生って意外と鬼ですね。いくら宿儺の器を取り込んだ1年生がいるとしても流石に特級はしんどいんじゃ……
五「どうしたのA、真逆心配してる？」
顔に出ていたのだろうか。五条にそう声をかけられた。
『まあ若干……』
五「図星か。大丈夫、今年の1年はみんな優秀だしね。２級術師の恵もいるし、いざとなれば僕もいるから安心して」
と頭を撫でられた。
五「じゃあ次の任務はこれで。みんな準備はいいかい？」
1年生はコクリと頷く。その顔には緊張が少し走っていた。
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あの後、五条が部屋に案内すると言ってきたので、五条に車椅子を押してもらっているんだけど
『ねぇ五条』
五「何？」
『私怪我じゃないからいい加減車椅子下ろしてくんない？』
＿＿＿＿そうこれがずっと言いたかった。
五「え、勝手に降りれば良かったじゃん。僕別にずっと乗ってろなんて言ってないよね」
出たよほら。
『悠仁に何回も言ってたんだけどね、下ろしたら先生になんて言われるかわかんないって言ってたから、てっきり降りちゃダメなのかと思ってた』
五「あーそうなの？別にそういう意図じゃ無くて、我儘なお姫様が高専で暴れないように座らせただけなんだよね」
いちいち言葉のセンスが腹立つ。
『流石に暴れないから。第一ここに籍置かせてもらってる側だしね』
そういえば五条はハハッと軽い笑いを浮かべた。
五「そういえばそうだったね。フリーやめてここで呪術を教える気はない？君がここにいれば心強いんだけどな」
『実は前からちょっと揺らぎかけてるんだよね…』
五「じゃあこの任務が終わってから考えればいいじゃん。僕強制はしないよ？」
『分かった。ありがと。今はとりあえず目の前の任務に集中しよう』
校舎の廊下には私たちの話し声が木霊していた。
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皆さんお久しぶりです。アメ玉です。
お気に入り登録30人越え、hit数1000越えと朝からひっくり返りそうでした。
これからも頑張りますのでよろしくお願いします！
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
