11限目 ページ11
＿＿＿＿数日後【任務決行当日】
現在、補助監督伊地知の車の中。私達は廃病院に向かっていた。
私は助手席に座り、1年生達は後部座席に座っていた。
これから特級レベルの呪霊を相手にするんだ。きっと1年生達は緊張しているに違いn
虎「くがぁ〜……」
釘「ス〜……ス〜……」
ルームミラーを見ると3名の内、2名は爆睡。伏黒はというと肩肘を窓について外の景色を眺めてた。
(´・-・)
『ねぇ伊地知、前から思ってたけど今年の1年生は肝が座ってるよね』
伊「そうですね。特に虎杖君はあの特級呪物【両面宿儺の指】を食べても平気な子ですからね……
私も五条さんから聞いた時は流石に驚きましたよ。2日ほど眩暈に襲われて仕事どころではありませんでした」
良かった。声出しすぎて気絶した私が馬鹿だと思ってたけど同類の人がいて助かった。
目の前の信号が赤信号になり、車は停車した。
伊「Aさん。ここを左に曲がれば廃病院に着きますが、雑木林が邪魔をしていて車が通るスペースがありません。残念ですが車で行けるのはこの辺りまでのようです。どうしましょうか」
とカーナビを操りながら話す伊地知。
『近くのパーキングに車を止めてそこから歩きましょうか』
伊「では1年生を起こさないといけないですね」
『ねぇそういえば五条は？』
そう言った途端わかりやすいくらいに肩をビクッとさせる伊地知。
あ、これ五条から「言うなよ」って圧掛けられてるやつだ。
伊「ご……五条さんですか……？朝から急に任務が入って現地合流らしいです…」
あれ、意外と普通だった。朝から新幹線に乗って喜久福でも買いに行ってるのかと……流石に疑い過ぎたかな。
＿＿＿＿その頃五条はというと
何故か乗らなくていいはずの東海道新幹線に乗って、喜久福の袋を広げて爆睡していた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
雑木林を掻き分けて奥へと進むと、視界には久しぶりに見る廃病院が写し出された。
そこら中、苔や木のツルが絡みついており、まさしく廃病院って感じだ。
『恵…？どうなんか気配ある？』
伏「いえ、全く。本当にここに呪霊が居るのかってくらい何も感じません」
『だよね……みんなくれぐれも慎重に進もう』
伊「では皆さん、準備が出来たようなので帳を下ろします。
くれぐれもお気をつけて」
そしてあたりは瞬く間に暗くなった。
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
