29限目 ページ33
帳の中に入ると、そこには悪魔やゴースト、ハロウィンの仮装をした人達が沢山いた。
『そっか今日ハロウィンなんだね』
五「渋谷のハロウィンはこれからだってのに、敵は厄介なことしてくれるよ」
……はぁとポケットに手を入れながら溜息をつく五条。
「はやく五條悟を連れてこい！！」
突然、後ろからそんな声が聞こえた。声の主は帳をバンバン叩いていた。
今、五條悟って言った？
一般人(非術師)が五條悟を知ってるだって？有り得ない。
こっち側の世界を知る誰かがアイツに吹き込んだんだろう。
『五条お呼びだよ。
はーい僕が五條悟で〜すってあの人に言ってきてあげたら？』
五「ちょっと勘弁してよ。同い年くらいの男性に自己紹介する顔は持ち合わせてないんでね」
『何言ってんだか……
ところでハロウィンって皆何処に集まるの？やっぱスクランブル交差点？』
五「まぁそこが一番妥当だろうね。見に行ってみる？」
『術式使うの？』
五「じゃなきゃ見に行こうなんて言わないから」
五条は私の腕を掴むと周りの景色はいつの間にか大きく開けた道路になっていた。
人は誰も居なかった。
『ここほんとにスクランブル交差点？』
いつもテレビで見るスクランブル交差点は人がうじゃうじゃ居るのに、本当に同じ場所なのかと疑うほど人が居ないのだ。
五「あっれ〜人居ないね〜ってことはどこかの場所に固められてる可能性が高いね」
『固める……？何の為に？』
五「突然だけどここでクエスチョン！
A、僕って怖い？」
自分を指差し、身を乗り出して聞いてくる五条。
『何急に。頭おかしくなったの？あ、いつもおかしいか』
五「ちょっと酷くない？ネジが1本ぶっ飛んでるって言ってくれたら嬉しいな」
『余計酷く言ってどうすんの。しかも自分で』
五「まぁ冗談は置いといて……
実は僕今回の件単独で平定して来いって言われてね」
『単独で……？こんな大きな帳が降りてるのに？』
五「そう。老人共、どんな脳みそしてたらこんなこと考えられるんだろうね。
そんでさっき僕達が出会った、僕の名前を呼ぶ非術師達。そして奴はこうも言ってた
《五條悟を連れてくれば俺達は助かる》ってね」
五條悟を連れてくれば……そして五條悟単独での平定……
『……つまり、敵の狙いは』
五「そう。この僕ってわけ！」
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REI - 12限目の夢主の顔に爆笑www (2021年7月24日 14時) (
レス) id: bd6d581c0c (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - メガネトリオさん» メガネトリオさん！ご丁寧にありがとうございます…！！お返事遅くなってしまって大変申し訳ないです！ご指摘感謝致します…！ (2021年1月12日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、ではないでしょうか？ 追記‥前のコメント間違えました！すみません！ (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
メガネトリオ - ８限目、野薔薇ちゃんは盛岡ではなく、盛岡に出るまで４時間かかる田舎、 (2021年1月10日 18時) (レス) id: 1fe51ea3a1 (このIDを非表示/違反報告)
アメ玉(プロフ) - .さん» 大変失礼致しました…！すぐ訂正させていただきます…！ご指摘感謝です。ありがとうございます。 (2020年12月8日 20時) (レス) id: bd385b4018 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アメ玉 | 作成日時：2020年10月15日 13時
