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神「そっから、もうね、めっちゃ早かったよ。
おかんは、そっこう精神病院へ入院。今も、出てきてへん。
俺は、おかんもおらんし、ここで一人暮らししてる。
まあ、みんなの避難場所やな。」
「・・・避難場所？」
神「そう。まあ、それはおいおいわかると思うで。」
「・・・で、お母さんは今・・・？」
神「今も変わらへん。ずっとこのままかもって、医者が言ってた。
・・・おかん、言うてた。『あんたさえいなかったら、私は幸せだったのよ』って」
「そんなこと！」
神「俺のせいやねん。ほんまに。俺が、うまれてから、おかんとおとんは喧嘩ばっかり。
俺をかばって、おかんは心に一生消えへん傷をおってもた」
そういいながら、神ちゃんは下を向いた。
泣いてはいないけど、俺には泣いてるように見えた。
神ちゃん、きっと苦しんできたんやろうな、ここまで。
ずっと、みんなで仲良くしてたけど、
どこかでおかんのこと引っかかってたんやろうな。
神ちゃんを助けてあげたい。
「神ちゃんはなんも悪ないやん。
生まれただけで悪い、存在が悪い人なんて、
この世の中おらへんのやで。」
神「・・・淳太くん」
「神ちゃんはいてもいいの！じゃないと困るで、
あちこちで盗み聞きしとるやつらが」
神「・・・え？」
大「なんでわかったん！」
流「淳太くん、こわー！」
「わかってるわ！」
途中から、ずっとこいつら聞いとるんわかったしな！
なんだかんだ、みんなにめっちゃ心配されとるやん。
みんなに思われてるっていうのに、
はやく気づけるとええね。
・・・気づいてるんか。
けど、それが、きっと受け取れへんのやろうな。
「おかんは自分のせいで傷ついた」っていう自己犠牲のせいで。
大「神ちゃーん、髪の毛かわかしてー」
神「自分でやれや！」
大「いやー」
きっと、この子はこの先ももっと苦労していくやろう。
今日みたいに、おかんに言われた一言で、傷ついて、自分を責める日も
たくさんあるやろうな。
けど、こんだけ仲間がいるんや。
がんばって乗り越えていけるとええね。
俺もその手伝いをできたらええな。
神「淳太くん！しげの髪かわかすん手伝って！」
「ええよ〜」
神「それと！！」
「ん？」
神「今日はありがと！ちょっと楽になった！」
「・・・そらよかった」
神ちゃん、俺はずっとお前の味方やで。
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しお(プロフ) - 更新ありがとうございます!!楽しみにしてました!! (2015年11月23日 0時) (
レス) id: 05ac8a3cc0 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - あいさん» 頑張って♪しげ悲しすぎる(泣) (2015年9月11日 17時) (レス) id: 9e127221c5 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - エルサさん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします。 (2015年9月9日 23時) (レス) id: 92865791c8 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 悠さん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2015年9月9日 23時) (レス) id: 92865791c8 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - しおさん» ありがとうございます！亀更新ですが、これからもよろしくお願いします。 (2015年9月9日 23時) (レス) id: 92865791c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい | 作成日時：2015年5月27日 21時
