絶望プリズンの世界第80話 ページ20
ルイ
「じゃあ、マチちゃんと私は一階ね…」
シンノスケ
「女だけじゃあぶねぇ。俺もついていく」
タクヤ
「じゃあ俺も」
フミ
「それじゃあ、ノブユキ君と埼狼さんと新村くんは私と二階を調べましょう」
キスケ
「俺とシロウとリンタロウと三階を探すか」
フミ
「じゃあみんな気を付けてね」
私達はそれぞれの担当の階を探索して回ったがしかし外に出る方法はいつからなかった
ガラガラ
ルイ
「あっ、フミちゃん達戻ってきた」
マチ
「どうだった？」
フミ
「何もなかったわ……」
ルイ
「そっか……私たちも同じだった」
A
「あ、あの……三階を探している人たちは……」
ルイ
「まだ戻ってきてないよ」
ガラガラ
シロウ
「遅くなりました」
コウ
「こっちはダメだった」
ルイ
「キスケ君は？」
シロウ
「はて？僕たちは手分けして探してたので、もう先に帰っていると思ってたんですが……」
シンノスケ
「まだ帰ってきてねぇぞ」
A
「まさか……罰を受けたとか……？」
コウ
「まだわからないが……とりあえず探しに行くか」
ルイ
「そうだね」
屋上前
倒れているキスケ
ノブユキ
「あれって……キスケ！」
ルイ
「キスケ君！」
A
「は、早く……手当をしないと」
コウ
「救急箱を持ってくる」
リンタロウ
「じゃあ……僕は止血をするね〜」
マチ
「す、すごい量の血が……」
リンタロウ
「あれ？脈が……動いてない……」
シンノスケ
「マジかよ……」
シロウ
「キスケ君！早く目を覚ますんですよ！」
タクヤ
「落ち着け……」
シロウ
「嘘だ……」
コウ
「救急箱を持ってきた……ぞ……いったい何があった」
A
「脈がなくて……」
コウ
「本当か？」
「「「「…………」」」」
コウ
「そうか……」
リンタロウ
「ねぇ……キスケ君の手に何かない？」
ノブユキ
「手紙？「私は警告したはずだ。これ以上ドッペルゲンガーを消すなと…。そして…こいつはただの始まりに過ぎない…。早くここから出ないと…次の犠牲者が出るぞ。」」
タクヤ
「このままだと……全滅コース真っ逆さまってことか……」
ノブユキ
「「最後に大事なことを伝えておく。キスケを殺した犯人は…お前たちの中にいる。私の正体を見抜くことができたら…ここから脱出できるだろう。」」
--------続く--------
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作者名：(*´ω`*)ﾆｬ〜 | 作成日時：2020年8月31日 15時
