絶望プリズンの世界第52話 ページ2
体育館
フミ
「まずは理事長からのお話です」
トオル
「ごきげんよう……諸君……ここ最近……我が学園では、奇妙な事件が相次いでいる。今日はそのことについて話をしようと思う。不可解なことが頻発しているが……キミたちには気にせずに日常を過ごしてほしい……学生の本文は勉強だ。学業以外のことは無意味である。まぁ、それを実感するのは大人になってからだが……とにかく……」
ポタ……
トオル
「なんだ?この赤い液体は……」
A
(あれ?このナイフ……あのまま落ちれば……刺さる!?)ダッダッダ
「り、理事長!」
私はそう叫び理事長を押し倒した
その直後ナイフが落ちてきた
A
「いったたたた……」
トオル
「キミ……」
A
「はい……?は!す、すみません……!大丈夫……ですか?」
トオル
「私は大丈夫だが……キミは……」
バツン
私が返事をしようとした瞬間突然電気が消え
音が大音量で鳴り響いた
A
「隣の声が聞こえないほどの爆音……」
少し経つと音が鳴りやみ電気も復旧した
A
「あれは……『理事長、これからお前のすべてを奪ってやる。お前だけは絶対に許さない。必ず…殺してやる。』って……」
トオル
「な、何だこれは……」
ザワザワ
トオル
「静粛に……!静粛に……!全校集会は中止とする!せ、生徒は速やかに教室に戻るように!ほら!キミも戻るように!」
A
「あの……足が……」
私の足にはナイフの切り傷がついていた
トオル
「まさか……あの時に……二年B組の担任は埼狼Aさんを保健室に運ぶように!」
マサシ
「はぁ……なんで俺が……」
A
「す、すみません……」
--------続く-------
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作者名:(*´ω`*)ニャ〜 | 作成日時:2020年8月31日 15時