試験ねぇ…… ページ25
相澤
「…………事情は分かった。詳しい説明は学校でお願いする」
そういうのはお館様に行ってくれないですかね……私そんな権限無いよ。いやまぁ、多分学校で説明なんだろうけど
相澤
「それとそろそろ夏休みだ。察していると思うが30日間休める時間はないからな。林間合宿をやるが期末テストで合格点に満たなかった奴は……補修地獄な」
A
「補修地獄……」
その後長居しちゃいけないだろうからそろそろ帰ろうと飯田くんが提案し帰っていった。私しかいない病室。なんかさみしい
さて……時間を飛ばして療養期間が終わりやっと任務と学業に復帰できることとなった。療養期間が終わったとはいえまだ完全に治ってないから運動は"あまり"しないように……と蟲柱様にすごい笑顔で睨まれながら言われました
因みに休んでいた分のノートは飯田くんたちが持ってきてくれたので写したよ。ちゃんと頭に入ってる
期末テストまで残り一週間を切っている頃に復帰……これ実技大丈夫か?
「「全く勉強してね――!!」」
体育祭やら職業訓練やらでたくさんの行事があり勉強できる時間を取れなかった人が多いらしい。確かに色々あったもんな
その中で何人かの成績上位の人が勉強を教えるという事になった。皆仲いいね
A
「緑谷くん、飯田くん、麗日さん……実技が心配だから手合わせしほしい……」
そう言うと快く引き受けてくれた。ホント助かる。でも麗日さんが引き受けた時「多分瞬殺やけどな……」と遠い目をしていたのを忘れない
時間は進み現在食堂。今日のチョコはドーナツにしてみたよ
緑谷
「演習試験が無いよう不透明で怖いね……」
葉隠
「確か一学期でやったことの総合的内容だったよね」
一学期でやったことは戦闘訓練、救助訓練、基礎トレの三つ
A
「本当に実技が心配すぎる……」
蛙吹
「療養期間が長かったものね。良ければ実技訓練、手伝うわ」
A
「つ、梅雨ちゃん。ありがとう。助かるよ。相手が三人じゃ不安だったんだ。四人一度でちょうどいいくらいになった」
麗日
「水津淶ちゃん、まさかの一人側。病み上がりなのに大丈夫なん?」
大丈夫大丈夫。蟲柱様にばれなければだけどね……セイちゃんが蟲柱様に密告しないよう賄賂あげなきゃ
賄賂何にしようと考えているとき緑谷くんの頭に誰かのトレーがぶつかった
物間
「ああごめん。頭大きいから当たってしまった」
誰だコイツ。初対面なのにその言葉はいけないな
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作者名：(*´ω`*)ﾆｬ〜 | 作成日時：2021年4月7日 18時
