リリア様とキャラ被りしてる気がするのでなるべく目立たないようにします

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A
「そこの……グリム君が出した炎で扉を吹き飛ばしてました……」


監督生
「あの大量の棺は、扉だったんだ」


クロウリー
「それまでの世界に別れを告げ、新しく生まれ変わる。あの扉の意匠にはそんな思いが込められているのです……おっと！長話をしている場合ではありませんでした。早くしないと入学式が終わってしまう。さあさあ、行きますよ」


監督生
「その前に、ここはいったいどこですか？」


A
「状況説明が欲しい……」


クロウリー
「おや？君達、まだ意識がはっきりしていないんですか？空間転移魔法の影響で記憶が混乱しているんですかねぇ……まあいいでしょう。よくあることです。では歩きながら説明して差し上げます。私、優しので」コツ……コツ……コツ……


きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！生で「私、優しいので」聞けるなんて！うれしすぎ！！！！！


中庭


クロウリー
「ごほん。ここは『ナイトレイブンカレッジ』。世界中から選ばれた類稀なる才能を持つ魔法氏の卵が集まるツイスッテトワンダーランドきっての名門魔導士養成学校です。そして私は理事長よりこの学園を預かる校長。ディア・クロウリーと申します」


監督生
「ま……まほうし？ないと……かれ……？」


困惑してる監督生かわいい……男だけど


クロウリー
「この学園に入学できるのは『闇の鏡』に優秀な魔法氏の資質を認められた者のみ。選ばれし者は、『扉』を使って世界中からこの学園へ呼び寄せられる。貴方の所にも『扉』を載せた黒い馬車が迎えに来たはずです」


監督生
「顔が怖い馬がいたような……」


A
「記憶にないですね……まだ混乱してるだけ？」


クロウリー
「あの黒き馬車は、闇の鏡が選んだ新入生を迎えるためのもの。学園に通じる扉を運ぶ、特別な馬車なのです。古来より特別な日のお迎えは馬車と相場が決まっているでしょう？」


監督生｜A
「「どこの相場？」」


クロウリー
「さっ、入学式に行きますよ」

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