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「Aー？大丈夫ー？」
『…ごめんね、はじめくん
カメラとか3脚重くなかった？』
「俺を誰だと思ってんのー？」
『えへへ』
「早めに始めちゃおっか」
『うん。ありがとう』
___
________
_______________
夜、みんなが自分の家に帰って
この場所に俺しか居なくなった時。
電話がかかってきた。
「…もしもし？」
『ごめんね、はじめくん』
「珍しいじゃん。
ようへいくんじゃなくて俺なんて」
『お願いがあって。』
いつものAと同じ
…でも、少し覚悟を決めたような
まっすぐな声が
俺の耳にしっかりと届く。
「…お願いって？」
深呼吸をした後
Aは俺に1つのお願い事をしてきた。
俺にしか出来ない事
…でも、後押しすることが出来ない事。
気づけば1時間も
その事について話していたと思う。
それでも、Aの気持ちは変わらない。
結局、俺が折れた。
「…Aには負けるよ」
『ごめんね、いつも変な事頼んで』
「ただ、一つだけ条件、つけてもいい？」
『聞いてから考える』
「そーゆーとこだよw
条件は簡単__________」
『……余裕余裕
私を誰だと思ってんの、”はじめしゃちょーさん”』
「明日、行くわ」
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
＿＿
『「じゃあ、始めようか」』
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ほのか - 最後でめっちゃ泣きました！面白い作品をありがとうございました！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: 0f4b11a203 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めっちゃ面白かったです！感動しました！完結お疲れ様でした！！ (2020年12月22日 6時) (レス) id: 1916248db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春愛莉 | 作成日時：2020年11月28日 8時
