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「案件の撮影だから、
いつもよりちょい早めに集合」
昨日のはじめくんの言葉が頭に響く
朝10時少しすぎ。
頭痛と少しの息苦しさ。
体を起こした途端目の前は真っ白になる。
貧血を起こし、そのままベッドに戻る。
スマホにはだいちくんからのスタ連と
はじめくん、ようへいくんからの電話の
通知が残っていた。
…行かなきゃ。
案件の撮影を受けることは
畑のみんなにとって大事なこと。
大事すぎること。
そんな撮影に行かないなんて
…ダメだよ。
重い体を起こして
ゆっくり、でも確実に準備をする
医者からもらった鎮痛剤を
2粒口に放り込み、水を飲む。
そして荷物をもってHAPに向かう。
HAPまでは家から歩いて10分程度
はじめくんに謝罪の言葉と
10分程度で着くということを
LINEで伝えた。
HAPの前に来る頃には
もう体力は残っていなかった。
息苦しさを感じていたが
それはいつしか呼吸のしづらさに変わっていた。
あと階段を上がるだけ
階段を上がって曲がれば
そこはHAP
階段を登ろうとした時
急激な頭と心臓の痛みで立っていられなくなり
そのまま倒れ
私は意識を手放した。
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ほのか - 最後でめっちゃ泣きました！面白い作品をありがとうございました！ (2021年4月4日 0時) (
レス) id: 0f4b11a203 (このIDを非表示/違反報告)
K(プロフ) - めっちゃ面白かったです！感動しました！完結お疲れ様でした！！ (2020年12月22日 6時) (レス) id: 1916248db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春愛莉 | 作成日時：2020年11月28日 8時
