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あいりside
私は、『ラポール』という店で働いている。
昼間は喫茶店、夜はバーとして営業しているお店。
私は平日の夜と週末の昼の週2で勤務している。
店長が叔父なので、小さい頃からよくお世話になっている。
今日は夜団体の予約が入っているので、準備が忙しい
テーブルを拭いているとドアのカラン、という音と共にガヤガヤと十数人の人が入ってくる。
予約の人達だ。
あいり「いらっしゃいま…」
言いかけたところで気付く。
はじ「あれっあいりちゃん??」
だい「あいりちゃんじゃん!!」
トマ「ここで働いてたんすか!?知らなかったー」
畑のみんなと、たまに畑の動画に出ている人達だった
あいり「みなさん!!そうなんです。高校入ってからここでバイトしてて…」
やふ「ちょっと接客してみてよ笑」
あいり「私めっちゃ接客得意ですから!笑」
凸「楽しみだなぁ〜笑」
それからお酒を出したりみんなの相手をしたり忙しかった。
そろそろいい時間になり、お開きとなった。
みんながぞろぞろ帰って行くのを見送ると、ようへいさんは特に泥酔している様に見えた。
店の掃除や後片付けをして、
店長「お疲れ様。今日は早く上がっていいよ。」
と言われたので、店を出るとそこには、、
ようへいさんが地べたに座り込んで「う"ー」と唸っていた。
あいり「ようへいさんどうしたんですか!?」
やふ「いや、なんか、、急にみんなに置いてかれて…」
あいり(みんな酔った勢いで冗談で置いていったのかな…)
あいり「とりあえず、立てますか?私の家すぐそばなので、そこまで行きましょ。支えますね」
やふ「ほんとごめんね…」
男の人1人支えて歩くのは苦労したが、なんとか一人暮らしの自分の家まで連れて行った。
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作者名:ゐ | 作成日時:2020年1月28日 0時