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目を開けたら病院にいた
そこには一松兄さんとおそ松兄さんがいて、
一松兄さんは珍しくおそ兄さんに
寄りかかるように眠ってて
だけど頬には、涙の跡が残っていた。
『─────!』
なぜか、
なぜかはわからないけど、
お「───っ…、」
おそ松兄さんは泣いてた
息を殺して、
僕と一松兄さんが起きないように
涙を流していた。
『っ…、』
僕は、これだけのことしか出来ないけど
それでも少し気が楽になってくれるなら
──ギュッ…──────
お「…っ!、…A…、」
僕でその辛さが少しでも軽くなるのなら
その傷を僕の手で塞ぐことが出来るのなら、
『泣かないで…?兄さん…、』
お「ははっ…兄ちゃんかっこわりぃ…な…」
『そんな事言っても遅いよ、』
どうにか笑おうとするおそ松兄さん
僕にそんな姿を見せたくないのかな
そんな事カッコ悪くもないのに、
全然、兄さんは…
『おそ松兄さんはカッコいいよ。』
お「…っ…Aっ…?」
─────ギュッ…!!
『カッコ悪くなんかない!迷惑なんて思わないから!おそ松兄さんが傷ついたら僕が守るから!その傷を僕が塞いであげるから!!!』
お「っ…!!、ぅ…ぁ…っ、」
───ボロ…ボロッ…
僕は力いっぱい抱きしめた
おそ松兄さんの涙が
肩にかかるのが分かる。
もっと泣いてもいいんだよ。
兄さん、もっと…
弱気になっても
お「うぁあ…っぅ…Aぁ…Aぃ…っ」
『うん…』
おそ松兄さんは僕に縋るように
抱きしめ泣き始めた、
僕はゆっくり背中を撫でる
一「…さすが僕の妹…」(クスッ
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サクラ - ハッピーエンドになってほしーです!更新楽しみに待ってます!「暗殺教室」×「おそ松さん」 「ダンガンロンパ」×「おそ松さん」で両方夢主ちゃんは六つ子の芋てっいう設定のが欲しいです! (2018年6月22日 21時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
カルタ(プロフ) - スリッパさん» おお!コメントありがとうございます!吸血鬼ですかぁ…いいですね…グッヘヘ (2016年9月24日 23時) (レス) id: 60024de14e (このIDを非表示/違反報告)
スリッパ - おそ松さんの吸血鬼の小説を!男主で!!!! (2016年9月24日 23時) (レス) id: d20b0ac9e4 (このIDを非表示/違反報告)
リトグリ ユウ(プロフ) - 面白いでふこのままファイトー!!!!!!!続き待ってます(〃°Д°〃)デュフ… (2016年6月28日 15時) (レス) id: df9273acf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルタ | 作成日時:2016年5月22日 21時