？ ［おそ松さん］

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お｢お前…いまなんて…？｣


一｢僕は知ってたって言った、｣




一松がいつもみたいに普通に喋る

なんだよ、

この空気…、

なんかこうなる事を分かってたような…




お｢なんで言わなかった。｣


一｢言う必要無いと思ったから。｣



言う必要ない…だぁ…？

ふざけるな…

俺らは約束したよな…？

Aを…守るって…、




────ﾋｭｯ！！！




一｢また暴力？｣


お｢…！｣


一｢一応まだ何も言ってないんだけど｣


お｢言わねぇお前が悪いんだろ、｣


一｢それで兄さんは何か変わる？｣


お｢は？…もったいぶらないでさっさと…｣


一｢僕は…変わらなかった。｣


お｢…っ！｣





────ﾎﾟﾀ…ﾎﾟﾀ…





一｢…っ、変わらなかった…っ！何かしようと頑張った…Aの傷を…まだ癒せるかなって…でも…！！怖かった…Aが…これで兄妹の仲が悪くなったらって考えると…怖くて…っ｣




一松が…泣いた…、

助けて欲しいと叫ぶように、

やっぱお前は根はくっそ優しいから

1人で何とか解決しようとしたんだろ…？

Aのことを俺ら以上に気にするから

馬鹿だな…

なんで…言わねぇんだよ…




────ﾎﾟﾝｯ…、




一｢…っ！にいさ、｣


お｢お前は優しいな！一松！｣




一｢…っそんな…こと…っう…、ぁ…｣






俺はいつもどうりに笑って見せた

すると一松は

また俺だけに見せるように

静かに泣き始めた────、

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