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するとレオリオとトンパさんがとうとう戦い始めた。キルアもやる気のようで。
「クラピカちょっと下がろう」
「っだが」
「大丈夫、ゴンを信じてあげて。キルアも、ね？」
そう言うとキルアは渋々手を下ろしてくれた。
それと同時にゴンは武器を取って壁を切りつける。
「……あぁ、見覚えのある脳筋の考え方」
どうやらレオリオとトンパさんが戦う中で、武器が壁を傷付けたのが気になったらしい。
そのまま短いルートの壁を壊し、全員でこの長い長いめちゃくちゃな塔を降りきることができた。
ここで確信を持ったのは、ゴンは絶対に強化系だということ。
「ひーふーみー………………………………25か」
「A何数えてるの？」
「今の試験で残った受験者の数、1次試験から比べると大分減ったなーって」
しかも残ってる面子が酷すぎる。
ヒソカとイルミ、あとあのハゲ忍者も相当強い。是非とも関わりたくは無いものだ。
「でも俺達全員で残ってるね！！」
「そーだね！それもぜぇーんぶゴンのおかげよ！！どっかの誰かさんとは違って……ね？」
「ぐっ……」
視線を送る私にレオリオは目が合わせられないようだ。
「まあまあ……レオリオにも絶対にハンターにならなきゃいけない理由があったんだし」
「はぁ……ゴン貴方なんって良い子なの！？レオリオ！！あんたちょっとは見習いなさいよね！！」
「わ、わーってるよ……」
本当に爪の垢でも煎じて飲ませたいぐらいだ。
下を向くレオリオの目の前まで行って、両手で頬をバチンと挟む。
「レオリオ、私は何にも変えられない訳がある事も理解してる。レオリオはそれに向かって一生懸命なのも分かってるよ。
でも、仲間の信頼だけは失っちゃダメ。それはもう無くしたら二度と元通りにはならないかもしれないんだから」
するとレオリオはゴン達の方を向き、頭を下げた。
「すまねぇ、悪かった！！」
優しい3人は笑いながら許した。
「まあ、だからと言って私が許すとは言ってないんだけどね？」
「え？」
「いい機会だから全部言っとくけど、まずゴンやキルアみたいな子供の前では節度を持ちなさい！！女にうつつ抜かしてみっともない！！！」
クラピカに止められるまで私の怒号は暫く続いた。
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あかり - がんばってください！応援しています😊 (4月3日 18時) (
レス) @page20 id: b52e357f04 (このIDを非表示/違反報告)
きょむ(プロフ) - ここまで一気読みしてしまいました！更新楽しみにしています！！ (12月18日 0時) (レス) id: 21c6a3561e (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - とても面白いです！続きが気になります！ (12月13日 19時) (レス) id: 47dba8b665 (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (8月3日 4時) (レス) @page19 id: 9a1d60d013 (このIDを非表示/違反報告)
薄桃桜(プロフ) - aikaさん» そのように読み込んで頂けて作者として嬉しい限りです。これからも不定期更新となりますがよろしくお願い致します。 (7月28日 21時) (レス) id: 61cf533ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薄桃桜 | 作成日時：2022年11月23日 9時
